「ファンタジー旅、」を含む小説

夜の無人駅・大谷向駅に現れた“銀河鉄道”。 空想好きな「ボク」は、かつての親友・ケンジに誘われ、蒸気をあげる銀河急行へと乗り込む。 旅の途中で再会する、亡き祖母、未来の家族、そし…

ある日、病院で亡くなった男が転生する為にある場所に来た。すると意味も分からずに怒られ訳も分からない状態で放り出される。 普通であればスキルをもらい、生き抜く力を得るのだがそんな…

物心つく前に盗賊団に拾われた俺には、名前も故郷もない。 幻影術と双剣で盗みを重ね、強すぎる魔力にはずっと蓋をして生きてきた。 そんなある日、任務先の館で一人の少女を助けた。 貴…

語り部の祖父が遺した古い日記、それは、誰にも語られることのなかった神話生物たちの物語だった。 『綴言の力は、言葉が世界を織りなす糸じゃ。お前の中にも、その力はある。』 忘却…

空を旅する旅団に所属する一人の少女の、自伝的旅の記録。 遅筆ですが更新していきます。。。

タナトス――夜の女神、ニュクスの子にして、死そのものを表す神。 世にも恐ろしい神の力を手に入れた男、カリューはとある目的を果たすために、世界中を旅している。 さて、今日も彼…

15歳の成人の儀式に期待に胸を膨らませた俺に姫神様が授けてくださったのはスキル『不運』だった？ 自らの行動の失敗確率が100%に強化されてしまうパッシブスキルを背負った俺は、冒険…

一か月ほどの苦難の旅を超えた、『壊す』能力を持つ少女・フィリアは、目的の都市である『ハルモニア』へとたどり着き、『自分の生きる道』を探すための日常の第一歩を、元旅人の執事・ツクヨ…

傷ついた青年の前に現れた高次存在。 静かな対話のなかで、青年は人の弱さと希望、そして真の自由意志を見つめなおしていく。 光と闇を分かつのは、神か、それとも── 神智学的モチーフと…

リリアンは魔法学院の卒業生であり、第三位魔導士である。 彼女は故郷の街で、平凡な日々を送っている。 ある朝、学院の教師が彼女の家を訪れ、学院長から重要な使命を授かるように、と伝え…

灰が降る朝、名も持たぬ少女は村の焼け跡でひとり膝を抱えていた。 祈りは果たされず、救いの鐘は鳴らなかった。 そのとき現れたのは、鼻歌を口ずさむ銀灰の男――シルヴァ。 「助けてな…

最強を名乗ったものが勝ち、しかし敗れ、逃げ遂せた十五年前。 ハージンは隠匿の生活を送っていた平穏を、魔女の襲来によって破られる。初めての敗北を魔女に捧げたハージンは、彼女に「再び…

ある晩、夜おそくに目を覚ますと、窓辺にネコのシルエットが。 追い出そうと脇をつかみ持ち上げると、ネコが落ち着いた口調で言った。 「あまり時間が無いの。わたしの話を聞いてくれない…

キャスケット帽を被ったエルフの旅人ベルと、そのベルに侍り従う狐の付き人ルアン。 そんな彼らが訪れるのは、変わった文化や価値観をもつ国や街。 異世界だからこその、極端な思考・文化を…

クラスで浮いている自覚はあった。 でも、レンズを通せば――世界は、少しだけ静かに見えた。 高校生・手倉詩歩（てぐらしほ）は、誰にも気づかれないように、今日も写真を撮っていた。 …

私の旅は、自分から、未来から、全てから逃げるための、ただの逃避行になるはずだった。 ――二つの月が浮かぶ、もう一つの日本に迷い込むまでは。 高校を卒業し、未来への答えを見つけら…

魔素というエネルギーが文明を支える世界。 各国は“人造神”と呼ばれる対戦争兵器を擁し、緊張と均衡の中でかろうじて成り立っていた。 だが一つの小国――リーヴェ王国だけは、人造神を持…

タイトル通りです🎶 まだ12話目なので、読んでくださったら解るかな、多分(*^^*) ちなみに文字数は短くて、気が向かないと書けない困った君ですです。 いつか、有名じゃないけ…

浮遊都市ミナスに住む冒険者志望の男・クレイは、自身が魔法で生み出したアルラウネの少女ルネと共に、技能判定を受けに行った。 世界の果ての先には大地があり、海があり、死者の魂が幸せ…

故郷を失ったルリと、師匠から受け継いだセル（喋る）。 師匠の故郷を目指して、ルリは歩き続ける。 ―― 思い付きで書き始めた物語です。 初めて小説というものを書いてみました。