「なりました ホラー」を含む小説

※不定期での投稿となります。

　……この村は、最初から何かがおかしい。 　ある日、各地の伝承や都市伝説を追う大学生・斉藤涼（さいとう りょう）と仲間たちは、現在の地図には載らない廃村「神伏（かんぶく）村」に…

読まれたい……。売れない小説家taktakは悩んでいた。 ある日ふと魔が刺して、ＡＩに「どうやったら読者増えるかね……」と相談した。 するとＡＩは、彼にこうアドバイスをした……。…

ミッドナイトギャラリーでかぁなっきさんに読んでいただいたものになります。

この作品はフィクションです。きわどい固有名詞を削いでいったら、だいぶローカル要素が薄くなりました。ぼかした場面がでてきたら、自分なりにそれっぽい福岡要素を当てはめてください。佐賀…

二〇三〇年代。 人類は“世界OS”の内部に埋め込まれた祀プロトコルを知らないまま生活している。 過去の祈り、怨嗟、未練がデータ化され、ネットワークを通じて感染し、 端末・建築物・…

森の中の小さな家に黒魔女が住んでいました。 あなたは黒魔女の不思議な力に誘われて通っているうちに、だんだんと異変が起こりだす…！

『神来骨董品店』は少し変わった店だった。マニアの中でも有名らしく県外からのお客さんも多い。その店を営む永臣と店を手伝っている孫の咲良。 　ある日、永臣が飼っていたドーベルマンのサ…

近辺の中心街とはいえ、終電間際の電車内に人はまばらで、彼女、秋波楓（あきなみかえで）は楽になる座席に背を預けることができた。 　これが通勤通学ラッシュ時の朝方ではこうもいかず、…

食品検査センターで働く美咲は、「測ること」を仕事にしている。 グラム単位の誤差も許されない計量室で、彼女は毎日、正確な数字だけを信じてきた。数字は嘘をつかない。感情より、ずっと…

『株式会社ストリテクノロジー 怪異ソリューション事業部』 https://kakuyomu.jp/works/16818792439056680772 の番外短編です。 案件とは…

仕事帰りのOL。 ごく普通の社会人であるはずなのに「なぜか見覚えのある館」に迷い込み、やがて逃げ場のない探索へと巻き込まれていく。 「彼」は館の秘密を知る“鍵”なのか、それとも主…

灰の雪が降る世界。 人は死ぬと、魔導書の頁となる。 魔導師たちはその頁を破り、祈りとともに焔を放つ——それが“救い”と呼ばれていた。 ひとりの魂が書となり、ひとりの女がそれを抱…

歌迷踊は風呂に入っている最中、突如として現れた鼻息が荒いおっさんに襲われそうになり……（「黒き死神が笑う日」）。 少年はリンゴで構成された生き物――アップルライオンとともに、最近…

決して触れてはならないよ、ルキ。 この仮面は呪われているのだから……。 千織さまの自主企画「第3回山羊座賞」に、参加させていただいております！ お題「仮面」 AI利用範囲：推…

高校生の夏川七海には、二つの顔がある。 学校では「キラキラした人気者」、でも家に帰れば——登録者500人のマイナーVTuber「月夜ルリ」を、毎日3時間見続ける重度の推し活オタク…

エリア3の戦闘から辛くも逃げた古虫 紀一。 彼は転移装置の誤作動により、旧第12基地跡地に辿り着く。 しかし、そこは怪異の巣窟となっていて、紀一は怪異に殺されそうになる。 そこを…

ある日、差出人のない小包が届く。 それを開けた者は、衣服を残して消える。 家族は名を思い出せず、同僚は履歴を削除し、社会はそれを“データ不整合”として処理する。 異常は静かに、規…

この世界に、神の救済は存在しない。或いは救済とは、「死」であった。 ある日異世界へ転移された主人公、葦原　樹壱。 彼は、天使を名乗る人魂によって突如『救世主』に任命され、不死の…

私立明鏡大学の美人――と称される大学二年生・天堂満月(てんどう みつき)。 そんな彼女が学内にある公園で見かけたのは不思議なカップルだったが、忽然と姿を消してしまった。 しか…