「ホラー？？」を含む小説

　百葉箱って中に何入ってるんだろうとずっと不思議でしたが、開けてしまえば温度計で、まあ温度計も大事なんですけど、なんだろうな、分かってしまうことの悲しさですよね。 　昨年から短…

大好きだった柚子が死んだ。 失意に暮れる日々を送るオレに、クラスメートが教えてくれた。 「死んだ人が配信しているラジオがある」と。馬鹿馬鹿しいと思いつつも聞いてみるとそこには………

――ようこそ、玉響《たまゆら》天文台へ。 玉響は「一瞬」や「短い時間」を意味する言葉です。 星辰のようにキラキラと光輝く玉響な物語達を観測できる場所、という願いを込めて名付けまし…

場末の映画館・モナリ座の地縛霊であるくじらちゃんは、僕だけに視える映画友達。 彼女の死の真相を突き止めようと向かった先で出会った、自称・レンタル霊媒師だというろくでもない男の「あ…

田舎町に住む16歳少女「成瀬優」は、謎のカルト教団、「星の囁きの使徒」に誘拐され、彼らのアジト、「聖域」に閉じ込められる。彼女は「星喰らう者」の降臨を導くため、異形の存在との交配…

毎朝バスに乗れない幽霊を見る。その正体が数日前に事故死した人間だと知り、未練でもあるのかと声をかけたら、その日から現れなくなってしまった。本当にそうだろうか？

紙村弥生は同僚の女性から一つの相談を受けた。彼氏が心霊スポットで物を壊したり、落書きをしたり、廃墟から物を持ち帰ったりするので困っていると。 弥生はその同僚の女性に一つの心霊ス…

宇迦之御魂神（うかのみたまのかみ）に呼び出されたキツネの春愁（しゅんしゅう）は、この度「もきゅめんたりーほらー」なる動画を作成することとなった。なった。なってしまった。上司からの…

＜あらすじ＞ 山間の村で相次ぐ失踪と怪死。その原因は人間の「心の甘さ」に取り憑く怪異“甘キ爪”だった。 都市部の研究所から派遣されてきた研究員・正木一徳は、封印を試みる儀式や村の…

注意 *この番組タイトルの「かんあく」は奸悪や姦悪ではないことをお伝えしておきます。 *本番組は実際の事件、団体、出来事等とは一切関係ありません。 *本番組が何らかの不具合により…

実家で飼っている猫が薄気味悪い。 母は猫を溺愛していて、人間の私と姉妹扱いする。 どうすればあの猫を××できるだろうか。

オリジナルの短編小説です。さくっと読めるので気軽に見てください

富裕層向けの警備員として日本に派遣されたプルーデンスは、護衛対象のアーサー・アシュクロフト・ホームズが居住を予定する家へと向かった。そこは過去に一家心中が連続発生した曰く付きの家…

ご飯を食べないしば犬のポチと最後の散歩に行く。 エブリスタ、なろう、ノベルデイズにも掲載しています。

身近な怖い噺（はなし）の短編集。 話は繋がっておりませんので、気になったタイトルを開いてみて下さい。 怪談・怪異愛好家の私が伝え聞いた、怖くて、奇妙で、明日あなたが出会うかもしれ…

父の転勤で引っ越してきたのは、優しい笑顔をした普通のご近所さんに囲まれた素敵な町だった。 同級生たちも明るく元気な、普通の子供たちばかり。 そんな中に一人、普通ではない少年と出会…

三人の少年少女が一週間に一度集まり、不思議な話をするお話です。

　これは一体……確実に僕は死んだはずなのに――。 　友人のセリナに巻き込まれる形でビルから転落した主人公コウタは、自身が不死になっていることに気付く。 　自らの不死の謎を解き日常…