「衝動」を含む小説

とりあえずカクヨムで何か書きたかっただけなので短編です。衝動的に書きたくなったときに書く短編集とかにするかもしれない。衝動的に書いたので面白いかは保証しないのです。 ※追記 世界…

鬼――それは帝国にとって、ただの“兵器”であり“消耗品”だった。 戦場に駆り出され、勝利のために利用され、そして用済みになればゴミのように殺される。 その悲惨な運命の中で、ただ…

あーあー、電波は良好みたいだね。この僕に盗聴器を仕掛けるなんていい度胸じゃないか。まぁいい、情報の問屋としては破格の二万円で教えてあげよう。君たちみたいな一般人は犯罪なんてテレビ…

退屈な高校生活を送っていた篝志雄。 ある日、帰り道で見つけたのは、空気を歪ませる“謎の扉”――そして刀を携えた異世界の戦士。 彼と共に廃工場跡を探索することになった志雄は、そこで…

　世界の境界が崩れていき、日常は血と腐敗の匂いに染まる。 　突然、異形の怪物が見えるようになったニート少年・牧村莉亜夢は、自分の目が、心が、どこまで狂っているのかも分からないまま…

　衝動的に描いた者たちを上げます。…クオリティーは期待しないでね。 　殆どが多分1話完結ですので、どこから読んで貰っても構いません。良さげな作品は単発にするかも知れません。 　完…

私の執筆の原点である、北方謙三先生をリスペクトしたハードボイルドを書いてみたいと以前より思ってました。 【まえがき・解説】 かなり前から、原案だけはありましたが、どうしても書…

「褒められなかった。叱られなかった。殴られなかった。彼が何をしても。世界は微動だにしなかった。」 Ｓが愛し、固執したのは、何事が起こることもない平和だった。家庭、仕事、すべてが与…

ある日の小学生男子のはなし。 ちょっと昔の遊びを思い出して懐かしくなったので衝動に任せて書き散らしてみました。

【禁忌記録】これは、呪いを追った男の「最後の記録」である。 舞台は、神奈川県の一角にある「秋津荘 201号室」。 そこで起きた連続失踪事件の裏側を、一人の編集者が二年間かけて追っ…

　大学内のカフェを訪れた猫背は、テーブルに忘れられた一冊の本を見つけた。その本は猫背が今読んでいるものと同じ本だった。 「この本の持ち主には、ネタが通用する！」 　持ち主に対…

物語が死で終わった時...本当の物語は誕生と共に始まる。 24の世界を統合し、狂える女神の悲劇を書き換えるために自らの存在を犠牲にしたフレイ・レイオンは、汚されておらず、傷もな…

短大を卒業してから典型的なブラック企業に勤め、気づけば五年。 OL・桐下いのむの心身はすでに限界に近づいていた。 追い打ちをかけるように、最近彼女を苛む深刻な悩みがある。 ――…

幽霊となった祖父であり師でもあるシブイチが創設した「志誠館空手」。 その技は、虚実を操り、相手の動きを意のままに誘導する秘術とされている。 主人公・トーミリは空手道場の娘として…

大学生の大崎和仁は、コンビニで見かけた地味な女の子が、実は地下アイドル・白羽汐里だと気付く。舞台の上の輝く笑顔とは裏腹の、期限間近の食品を買い、薬を飲む彼女の“リアル”な姿に、写…

高校二年の春、結衣は放課後の公園で一匹の白猫と出会う。 　その猫――しろ――は不思議な瞳を持ち、風のように静かに寄り添った。 　結衣はその日から、風の流れや音の微かな変化を感じ取…

吹雪の山小屋で恋人・香織が倒れ、残されたのは三通の手紙——《武さんへ》《真実を知りたい方へ》《私は疲れました》。既婚の山際武は、罪から逃れたい衝動のままに便箋へ“追記”してしまう…

誰もが何かしらの欲を抱えながら日々生きている。食欲・性欲・睡眠欲、自己現実欲求・承認欲求・社会的欲求── 様々な欲が渦巻いている。現代の日本人は己の欲を適度に満たし、発露できてい…

　いつもの電車、いつもの場所。海沿いのローカル線で揺られながら、毎朝、視界の端にある存在を意識する。制服姿の彼の横顔を盗み見ては、胸がざわつく居心地の悪い時間。初夏の蒸し暑さが最…

これは、❝誰か❞によって仕組まれた、人類の最適化を巡る闘いの記録である──。 社会の「欠陥」と見なされた人々が情けも何もない者達の手によって無秩序に殺戮される連続テロ事件が世…