「少し不思議な」を含む小説

数年前にひっそり書いていた、100〜3000字程度の『意味不明小説』の中から気に入っている話をカクヨムにも投稿してみます。 少し不思議で、ちょっとだけ怖くて、たまにほっこりする。…

※この短編集は、現在連載中の「ガラス瓶の見る夢」シリーズとは無関係の、過去に執筆したオリジナル短編をまとめたものです ――日常と夢の狭間、その小さな物語たち―― 非日常へと続…

…この世には「五神」と呼ばれる方角を守護し司る霊獣が存在する。「五神」とは東の「青龍」、南の「朱雀」、西の「白虎」、北の「玄武」、そして四神の王であり中央を司る「黄龍」である。 …

ありもしない未来の姿に、泣きながらキーを叩きました。

【全3話で完結　30分で読み切れるシリーズ第12弾】 放課後の帰り道、主人公・瞬（しゅん）は偶然拾った黒いストップウォッチの赤いボタンを押す。 ――世界が、2秒だけ止まった。 …

ある夏の夕方、池のほとりで白い蛇を助けた。 同じ夏の夕方、池のほとりで友達と別れた。 これは私が経験した、少し不思議な数日間の話。

　ある日の放課後、いつも静かなクラスメイトの御前さんの不可解な行動を目撃してしまう。事情を聴くと彼女はこう答える。「この学校には秘密がある」。その後も彼女の危険な行動が心配で付い…

フィクションとノンフィクションの間に漂う、短い物語です。 気持ちの整理をすべく、文章にしました。

　南の海に浮かぶこの小さな島には、不思議な話が一つある。南東の岬にぽつんと建っている朽ちかけた木造の小屋、そこから夜な夜な歌が聞こえてくるという。 　南の島で生まれた美沙子と、少…

『用のない階では降りないでください』。ぼくのマンションのエレベーターの前には、そんな張り紙があります。ある日、誰もいない階の扉が開いて――少し不思議でほんのり怖い、エレベーターの…

語り手である『わたし』と風子の百合っぽい掌編集です。 なんでもない日常の断片だったり、少し不思議なお話だったり、ストーリー的な繋がりもそんなないです。 遠く離れていたり、ずっと…

日常から地続きの異界へ。一話完結ですので、どこからでもお読みください。 ※2023/2/4 第1話「冬ごもり」改稿。別にある、もう1つの「冬ごもり」と同じ内容にしました。

人間関係のトラブルにより心を閉ざした高校2年生・小谷野柚葉は、 都会の生活から逃げるように、田舎に住む祖母のもとへと引っ越す。 その町で出会ったのは、場違いな洋風の店『ル・リア…

高校受験を機に厨二病を卒業した土屋は、高校からは普通の高校生として生活すると決めた。 しかし、クラスメイトがみんな冒険者をしていると知った土屋はそれが普通の高校生なのだと誤解し…

令和日本、東京の隣にある幻想怪異発生特別区――通称「特区」。その治安を守る西地区警備署には今日も様々な依頼が降りかかる――。 ランドセルの中で消えたお弁当箱や、胃の中に溶けたコー…

IT企業で心身をすり減らす日々を送る相馬健吾。彼の心は、拭えない過去への後悔で重く淀んでいた。 「あの時に戻れたら、違う選択ができたはずなのに」 長年降り続く心の雨に打たれながら…

政治家の犬として働く冬渡は、怪しい宗教団体の教祖である美少女桜苺(さい)に捕まり、異形との戦いに巻き込まれてしまう。 裸体が好きな美少女とへたれエージェントの運命が交わる。

透明さんと1人。

　小説を書いている時にふと思いついたSF（少し不条理）なネタを思い付くままに書いてみました。 　ネタでしか無いので、話が膨らみませんでした。千文字以下のショートショート集というこ…