「短編」を含む小説

怖がりでダンジョンに入るのも嫌がる勇者・レイン。 そんな兄を支えるのは、魔道具師の妹・アルシェの料理だった。 　一口食べれば攻撃力アップ、ご飯でスタミナ耐久アップ、味噌汁で防御力…

漫画家を志す青年・創（はじめ）は行きつけのブックカフェで「このカフェには毎週ペンギンが本を借りにくる」という奇妙なうわさ話を耳にした。馬鹿げた法螺話だと決めつけて相手にしていなか…

　バッシング 　①激しい非難や誹謗中傷 　②食後の空いた皿などの片付け 　私のバイト先。 　ファミリーレストランで、 　一人の冴えない中年男性が、 　お子様ランチを注文する。

「見たまえ、十和《とわ》くん！　本音翻訳アプリ、『ホンネトーク』がついに完成したよ！」 「そんなことよりケーキ食べない？　はい、皿とフォーク。代わりにスマホ預かっといてやるよ」 …

大学時代のＷデート、助手席の沈黙、そして台風の夜――。 胸キュンシリーズ第3弾は予想不可能。 “恋の定番”と思いきや、想定外の展開に思わず笑ってしまう。 甘酸っぱさとユーモアが同…

セフレと彼女、生と死。 何も選ばなかった十九歳の、静かな終わり。 ラブコメっぽい始まりですが、ジャンルをラブコメにしたら詐欺になるかなと思って現代ドラマにしました。w 登…

まさか学校1の美少女がラブコメ好きだなんて、誰が思うだろうか。 だが彼女は、小松莉々花(こまつりりか)は僕らがそう思っている以上に、ラブコメのことを強く想っていたのだ。 ラブコ…

　俺、西 文也には東 詩織という仲のいい幼馴染がいる。一緒に学校へ向かいながら、俺は今日も大切な幼馴染へ目一杯の褒め言葉を贈る。 ――自分のせいで自信を失ってしまった幼馴染が、…

高校受験を控えた正月。 年号が平成に変わるというニュースを聞きながら、父さんの作った夕飯をふたりで食べていたところ、父さんが「ちょっと、いいか」と口にした。 文字数：8000字…

特に何もなく淡々と終わりを結ぶ、時代の流れが生んだ悲しい男の子の復讐の話。

時は平安時代。 悪女と呼ばれた皇后が流刑になり、帝が死んだ。 瀬戸内海の小さな島では、盗賊の少年・セイが暮らしていた。 ある日、光り輝く衣を拾った彼は、美しい少女に出会い── …

校外学習に胸踊らせる４年生の翔空《とあ》。しかし、家を出たときからなんだか忘れ物をしている気がして…？

オカルト系動画配信者の大学生、タカ・ユウジ・ヒロの３人が、ある廃病院に行く。 そこには、なぜか真新しい薔薇の花が……。ユウジの身に一体何があったのか。 ※三題噺シリーズ『ありが…

あなたは特別

『パスワードを打つ仕事』が生まれた世界。 数十回の入力を分担することで、安全なログインを保証する。 ログインまでにコーヒーが冷めるこの世界で―― あなたが感じている安全は、ただの…

ミステリに疎い作者が決めた。 「本作にはR15要素を全部盛り込む」 物語のお約束を理解したメタ推理探偵が立ち上がる。 密室をぶち破り、血みどろの現場で残酷描写をクリア！ 残酷、…

ＡＩが提示する三つの言葉から、筆者が自由に物語を紡ぐ――それが「三題噺の迷い道」。 甘酸っぱい話や、のどかな幻想譚、しんみりとした人情話、異世界の話、そして不条理なコメディまで。…

しがないアラフォーサラリーマン須崎啓介は電車事故に巻き込まれ、気付くと神殿のような場所に転移していた。そこには108人の乗客がおり、女神を取り囲むように人だかりができていた。女神…

こーの新の命名秘話。……という体の作品。 どこまでがフィクションでどこからがノンフィクションか。 貴方には見抜けますか？ 同名義にて機関誌に寄稿した作品の再掲です。