「戦場」を含む小説

「デストラ樹海の魔王」の異名を持つ、デストランド国の王女ウィルミア。常に一人で戦場に立ち、並みいる敵軍を粉砕する。しかし、敵国には「封印の壺」という切り札が有った。ウィルミアは、…

　ツァーリのために日本人と戦え。祖国ロシアは、国民を戦争に駆り出した。「私」も軍医として大陸の東の果てへ送られた。しかし、ロシア兵の大半は日本人を相手に戦うことに意義を感じていな…

あの日、助けてくれたお兄さん、大好き。今はどこにいるのですか。 孤児院で育ったリゼットは、戦場で自分を救ってくれた兵士ジョミナイを兄のように慕い、手紙を書き続けている。朗読士に…

騎士になりたかったが神に選ばれずただの傭兵として日々を過ごしていた竜殺しのエオン。 彼は変わる時代の流れに置き去りにされつつあった。 戦場は今や剣を振るい、魔法の詠唱をし、一対…

転生先は戦争が続く世界だった。 同族。 異種族。 とにかく、戦争には事欠かない世界。 無限の命を手に入れた俺は、戦場を生き抜き強くなる。 誰よりも。 これは、俺が戦場で死にな…

人類の安寧が約束された、「生存圏（レーベンスラウム）」。「ベールレンの壁」によって守られたそこは日々、完全自律型殺戮人工態《シグラス》による侵略を受けていた。 その脅威に立ち向…

画家の親子、星野郷と純は贋作づくりが判明して逃亡していた。シリアでテロに遭遇した二人。純は現地で知り合ったムラトに助けられて帰国するが、郷は行方不明になった。 一方、日本に残って…

敗戦国の貢ぎ物として帝国後宮に入った玲。 そこは十八名の華妃たちが正妃を目指して歌舞音曲、そして武闘・華泰萬《はなたいまん》で競い合う戦場だった。 玲は願い読みの力を持つが、それ…

【ご注意】戦争の話であるため、かなり残酷な描写があります。苦手な方はご注意ください。

ジーク・アルトは家も無いような貧しい生まれの貧民だった。 生き残るために必死で生き抜いてきた彼は、大国リカール王国の士官学校のスカウトマンに戦闘の才能を見抜かれ、名門リカール学園…

異世界に転移し、何故か魔王軍の雑用係として働くことになったユウキ。 戦闘力ゼロのはずが、魔族たちに妙に気に入られてしまう。特に、魔王軍幹部の魔族たちは、なぜか彼をめぐって衝突する…

日本最強の要塞「皇居」が、何者かに占領された。陛下と多数の職員を人質に取って城内に立てこもる犯人達。 『日本の全戦力をもって皇居を奪還せよ！』『皇居に救出部隊を突入させれば、人質…

戦場で意識を失った俺、戸狩シン。 現代の技術レベルを超えた最先端軍事AIと現代兵器を駆使した特殊部隊員だった俺が、次に目覚めたのは、剣と魔法の異世界だった。 だが、勇者として…

戦略シミュレーションゲームで国家運営を極めた主人公は、自らが設計したゲーム内国家の君主として異世界に転生する。 だが、転生先はゲームそのものではない。 神も歴史も現実に存在する…

※2025/12/13　第二章完結しました。第三章は本業の都合により、年末から来年一月頃の開始を予定しています。 『百の花のごとき数多の戦場を渡り、そのすべてを支配する剣』――…

　――気がつけばそこはファンタジー世界だった。 　陸上自衛隊第一空挺団に所属していた朝霞日夏二等陸尉は、とある事件が切欠となり除隊した。 　その後世界最大手の民間軍事企業Cont…

故郷を滅ぼされ、名前を捨てた少女は“死神”と呼ばれるようになった。 大陸統一を進めるアモル王国に抗うため、病の王アマンドは革命軍を結成する。 その先頭に立つのは、わずか十七歳の…

あらすじ アウレリア王国の王女エリアーナは、魔力がない『出来損ない』として家族に虐げられ、城の片隅にある書庫だけが世界の全てだった。 ある日、兄王子から、長年敵対するドラグニ…

　わたしには名前がある。 　それはシズク。 　意識を持つ、たった一滴の水。 　三十五億年前、わたしは原始の海で目覚めた。 　以来、わたしは地球のすべてを見てきた。 　三畳紀の…

　全ての戦争がVR空間に限定され、そのプレイヤー「コマンダー」に委ねられる時代。 　コマンダーの一人である僕は、今日も戦場の指揮をとる。 　娯楽と化した戦争を続ける意味とは？ …