「#月 #短編小説」を含む小説

天才の太田陽菜と、ぼんやりしている下村菜月は、生まれた時から一緒の幼馴染。 歪んだ関係の二人が行き着く先は——。 ※短編小説「月と太陽」の陽菜サイドのお話です。こちらからでも読…

　季節は冬。月は如月。時は日の出と同時刻の事でした。 　と、ある街外れにある、これまたとある山の中腹に鎮座する、博士と助手くんが住む半球状のラボでは、今日も博士が現実世界では実現…

2025年5月11日に開催された文学フリマ40にて配布した短編になります。「アブラカタブラ・ダンス」というお題をいただき執筆しました。

突如襲いかかる通勤地獄──いつもの1時間が、4時間の悪夢に変わる。2025年5月8日、高崎線は突如停止し、乗客は絶望の迷宮に囚われた。駅は混乱し、電車は動かず、終わらぬ謝罪と無情…

2023年3月から2024年10月にかけて書いた小説です。 また、2024年の白山祭にて頒布した超短編小説集『時時刻刻』に掲載した小説です。

クラスメートの向日葵に誕生月を訊かれた塔矢は、普段は誕生日の話をするのが嫌だったが、今年は閏年なので状況が違う。ところが、誕生日の前日に予想外の展開になり、最悪の誕生日が訪れると…

匿名状態で作品を掲載し、読者様の投票で最も一足遅かったクリスマスを決めます！ =================== ●参加資格 企画用X（旧Twitter）[ ID：@wr…

子供の頃から本が好きで、小学校の卒業文集に「古本屋になりたい」「小説家になりたい」と夢を綴った少年。その夢は叶ったのか―― ツイッター（Ｘ）天野蒼空さん主催『🐧第17回空色杯🐧…

　地球が縮小し、月が拡大する― 　世界を揺るがす前代未聞の現象が発生した2030年。天体物理学者の卯月理人と地質学者の春見月香は、この危機を解明するために出会う。 「これは空…

倉科理子は、横浜みなとみらいでフリマのパトロールを仕事にしている32歳のOL。 3月のはじめに、3歳年下の後輩くん・七星郁人から、「恋人のフリをしてほしい」と頼まれ、それから間も…

　ある日、十五歳の旅人のぼくは幻の種族と言われる白い月兎の美しい少女、ファニーファニーと出会った。 　ファニーファニーはなぜかぼくになついて、ぼくはファニーファニーと一緒に『い…

「わたしのアイドル」コンテスト　参加作品。短編ですので、あらすじはありません。 2025年3月30日　12：00　公開予定 全１話　完結 １４０文字 表紙画像は以下の近…

ウチが主催する自主企画の参加作品からピックアップして、おすすめレビューをした2025年3月の記録やで。 内容は、おすすめレビューと同一やけど、ウチがどんなレビューをしてきたか、し…

　江戸末期、「天下無双」と称された伝説の剣豪・蒼井尚斎。 　その剣技は人知を超え、多くの伝説を生んだ。 「月光舞踏」—謎めいた儀式のような踊り。 　なぜ剣豪はダンスを舞ったの…

2030年の12月25日。普通ならクリスマスで外は大騒ぎのはずなのに人がほとんど外にいない。そしてこれはクリスマスだけの話ではなかった。今の日本は外を出歩く人がかなり減少した寂し…

現在片思い中の涼太は自分に告白しようかの相談を持ち込みます。そこで自分は恋愛に関して辛い経験があったのでそれを話すと刺さったものがあったみたいで、11月中盤だったこともあり、今年…

【あらすじ】 北海道十勝地方、名家・霧川家の令嬢である霧川真里華は、名探偵の血を引く探偵官。心理学博士号を持ち、その知識と直感で事件を解決に導く——はずが、彼女の推理はしばしば迷…

11月11日から2月17日まで投稿していた140字小説をまとめています。

　好きな人である海くん告白した結果、「胡桃ちゃんのことが好き」だと振られた少女・優月は、涙を堪えながら帰路に就く途中、不思議な電車に乗り込んでしまう。辿り着いたのは、朽ちない桜が…

人生に疲れ切っていた葛城は、ある日自死を考えながら歩き、とある港の岩礁にたどり着く。 そこには偶然居合わせたイルカが二匹……。 イルカと人、またそのコミュニケーションが何を起こす…