「掌編/短編」を含む小説

　KAC2025第4回お題、書き出し指定「あの夢を見たのは、これで9回目だった。」の参加作品です。 　夢の中で、徐々に私に近付いてくる何か。 　もし遭遇してしまったら、どうなる…

KAC20254参加作。

1枚の添付画像があります。

この小説は美術のコンクールで提出した絵画を文章にしたものです。作品に込めた思いや物語を、小説でより鮮明に書いてみました。

最近どうにも、物忘れが増えて困る。机の上のどこにモノを置いたのか……消えたように、失せてしまう。ところが私は、その正体に気づいた。机の上に、妖精を見つけたのだ。

頼れる上司がぶっ壊れていた話

頭に皺くちゃなおじさん顔の被り物をすっぽり嵌めたこんだ白衣の女が、公園の片隅にある花壇の前でしゃがみこんでいた。不審者そのものな人物は、近所に住むマッドな発明家のユカリ博士。不審…

よくある企画、ですね。

オンラインでTRPGを遊ぶ仲間の「りすまるさん」が、約束の時間に来なかった。 その日から、「りすまるさん」のSNSの更新も止まったままで―― いなくなって初めて、彼女について何も…

香ばしい匂いがしますね。

妖星が迫る。その危機に対して天文博士と弟子は何をするのか？

※短編形式の小説です。どの話からでも読める仕様になっていますが、各話数の登場人物が続投して登場する場合もあります。 あなたの町の誰か×男子高校生篠原との日常を描く、人は死なない…

文章練習とガス抜き。書き散らしの掌編集。

高校に入学して間もなく友人の桜井君に誘われて、ひとつも興味無かった柔道部の入部見学に訪れた波留は、恋に落ちた。柔道部員の郷田先輩に一目惚れしたのだ。しかし、郷田は波留ではなく桜井…

幼い頃の記憶の中で、『わたし』は『おともだち』と遊んだ。

献身的な愛を恋人・史朗に注ぐ女、彩花。史朗の笑顔を作るたび、心の中の台紙に金のシールを一枚貼る日々。 だが、そんな愛の重さから逃れるようにして、史朗は彩花を捨て故郷へ帰った。 欠…