「やったね！」を含む小説

　少し前に、アニメ映画の『不思議の国でアリスと』を観て感化され。 「自分もルイス・キャロルの『アリスシリーズ』や──ライマン・フランク・ボームの『オズの魔法使いシリーズ』みたいな…

「俺、彼女が出来たんだ」 耳を赤く染め、はにかみながら涼太はそう言った。 その日は茹だるほど暑い日で、エアコンの付いていない涼太の部屋は、ドアを開けた途端に熱風が体にまとわ…

槍の名手としていくつもの戦場を戦い抜いてきた源三郎。 ただし戦が好きな性分ではない。戦場に身を置くが戦（＝殺生）は性分として嫌いである。なるべくならば避けて通りたいのだが、生まれ…

完結した自作小説について、制作過程で使ったメモや「仕様書」を公開してみます。 元々、好き勝手に書いて、脱線して、迷走して、終結しない、という悪癖があったので、 カクヨムにあげて…

「新NISAをこうやって乗り越える」備忘録。 「このまま働き続ける人生なんて嫌だ！」 「でもFIRE、セミリタイアはヒマ！」 「推しは今しかないんだから、お金を注ぎ込まないと…

猫型配膳ロボットも二千四十年となると年金をせびるようだ。店長はやっと重い腰を動かした。僕が働くカフェにもようやくアンドロイドがやってくるみたいだ――媚びる彼女が嫌いだ。 ※現…

楠木アイラは生まれたばかりの頃、大規模な脚の行進により両親と両脚を失った。それから15年、保護区で育った仲間の孤児とともに、脚バスターズとして活動している。 そんなアイラも今年か…

ある日、高校生の姉が幼稚園の弟のためにゲームを買ってきた。 何度やっても姉に勝てない弟は負けじと、「もう一回！！」と勝負を挑むのだが……

霊達が出せる唯一の存在証明。『音』から目を背いて生きてきた主人公、六道零也はある日、妖《あやかし》事件に巻き込まれてその事件に巻き込まれて死んだ親友の記憶を失うという地獄を見た。…

目を覚ますと、私がずっとやってたゲームの中だった。

トンチキ それは心の癒し 疲れを吹き飛ばし、苦しみを忘れさせ、ハイになってぶちキマる あ、違法なおハーブじゃないからね！ ちなみにトンチキなのは主人公の頭の中だけだからね！ …

記憶を失った少年カイは、目覚めた時から自分が何者か分からなかった。 ただ、隣に立つ幼馴染の少女ミアだけは確かに覚えている。 崩れゆく世界を救う旅路の中で、仲間たちと出会い、戦い、…

最難関と名高い城に住む我は魔王。最後に挑戦者が来たのは、いつだったか……。 そんなことを考えていた矢先―― ジリリリリリリィッ！警報ベルが鳴り響く。 久々の挑戦者だ！ ワクワ…

アラサー真っ只中の筆者こと紫は、割と本気で婚活をしています。 婚活の始め方、どうやって始めるのか、詳しい婚活の仕方、感じたことを、つらつらと述べています。 まだ始めたばかりなので…

「俺、いったい何やってんだろう」 同人誌展示即売会『同人マーケット』 通称『どケット』の３日目。 俺は今、サークル『白紙化亭』として会場にいて、 目の前を通り過ぎていく人の波を…

詰め合わせです 表現の練習でやってます 一貫して【夜】をテーマにはしてます ※この短編集には、一部に自傷・依存など 重めの感情表現を扱う作品が含まれます。 苦手な方はご注意くださ…

どこにでもいるような普通の高校生、藪中凪人(やぶなかなぎと)。社会の一部として何の変哲もない生涯を送る。彼は自身の人生をこう推察していた。しかしそれは大きな間違いであった。 劣化…

こんにちは、三沢さん。 やっほー三沢さん。 美味しい？三沢さん。 ねぇ、三沢さんってば。

　魔法等が登場するという作品に当たり前に出てくるあの現象。実は物理法則を破るとんでも現象だよね？ 　……というお話と。 　『触るな危険！』 　未来からやってきた自分は、過去の自分…

俺は高齢の親と仕方ねぇから同居してる。古い家は俺が建て替えてやったし、クルマも仕方なくセレナにした。親の送迎車さ。そんな男の人生が引き寄せた、とある悪魔の物語。