「カクヨムネクスト賞」を含む小説

「でね、三位決定戦で僕は圧勝して、見事三位入賞を果たしたというわけさ！」 「へえ」 　婚約者であるジェフとの、二人だけの茶会の席。 　いつもながらのジェフのつまらない自慢話に、…

ふと気が付くと教室の外の風景が変わっていた。 牧歌的な平原が延々と続き、スライムやゴブリン、はたまたドラゴンといったお決まりのモンスター達が闊歩している。 おおっ！？ これはもし…

弟のリシャールにせがまれて、兄のシャガールは前世の恋を語る。

俺には子どもの頃から、触れた人間の未来を予知する特殊能力があった。 見える未来は数秒後だったり数年後だったりとまちまちだが、一つだけ共通しているのは、見えた未来は絶対に変えられな…

　８月１６日（火）くもり 　今日は兄上に連れられて、生まれて初めて夜会に参加しました。 　どれでも好きな料理が食べ放題だったので、ぼくは大好物のイチゴタルトをお皿に乗せようとし…

「よっしゃあああああ！！！！」 　画面に表示された『００：０４：５８』というクリアタイムを見て、思わず雄叫びを上げた。 　遂にずっと目標としていた５分を切ることに成功したのだか…

僕はクラスメイトの花守（はなもり）さんに、淡い恋心を抱いている。 だがヘタレな僕は、告白する勇気を出せないまま毎日を過ごしていた。 ――そんなある日、学校の校門を出たところで、花…

四十二を過ぎたバンフェルズ・ライシェルの前に女性が現れて仕事の依頼をしてきた。 その依頼を断るも勇者の貴方にしか頼めない言われる。 だが自分は勇者じゃないと突っぱねるが、その女性…

時は2065年、魔法が科学の一つとなり、人々の生活は楽になった、しかしその技術を悪用する犯罪者達がいた、 主人公は探偵として数々の魔法を使った難事件を解決し、犯罪者達を捕まえてい…

侯爵未亡人ローレルの十二歳の娘、フリージアは悪役令嬢である。 ここが前世で読んだ漫画の世界だと知ったローレルは、愛娘が悪役令嬢となる未来を回避しようと奮闘する。 だが、当のフリー…

失恋からひと月、孤独な夜を過ごしていた「私」は、ある日ふと気づく。冷蔵庫の奥が、どこか別の世界へ繋がっているのだ。最初はただの暗闇にしか見えなかったが、やがてそこからは毎晩のよう…

前世の記憶を取り戻した瞬間。それは、前世でクリアしたゲームの悪役令嬢の断罪シーン、かつ中盤の重要なルート分岐イベントだった。そして転生したのは、よりにもよってイベント必須キャラの…

勇者として魔王城へのりこんだギルマノス・ハルゼア。だが玉座にいる魔王をみて……。 ★☆★☆★ 《小説家になろう・カクヨム・ノベルアッププラスにて掲載》

三年間の想いは彼の行いにて儚く消えゆく……。 ♡★♡★♡ 《小説家になろう・カクヨム・ノベルアッププラスにて掲載》

サイアス王子と婚約をしている伯爵令嬢アンジェリカ。しかしサイアス王子の態度は冷たく、片想いをしているアンジェリカはつらい日々を送っていた。 落ち込む彼女を見兼ね、お嬢様推し専属メ…

※あらすじ 　さきら。 　それは、人に擬態し、人に交わり、人を食らう人類の天敵。あらゆる人食いの妖怪・魔物の伝説のもととなった幻の生物。 　人食いでありながら、人として育てられた…

2175年春。 白樺電気が開発した試作アンドロイド「ELISE-S7100」は、世界初の“心を持った機械”だった。 入社一年目の新米社員、白井義春は憧れの先輩に押し切られる形で彼…

暗い土砂降りの日、クラっとくるような晴れた日、それが僕と君との最後の思い出。少なくとも、僕にとっては。 忘れぬように、目に焼き付ける必要があった。 ________これは、夏休…

最近買った新車。 休日のお買い物。 旦那の運転は快適だ♪ 「あれ？」 「どした？」 「目こすったら、コンタクト外れた」 カクヨムコンテスト11短編参加作品 カクヨムネクスト賞

【週間ランキングエッセイ・ノンフィクション最高２位】 先日、生まれて初めて私人逮捕を経験しました。 されたわけじゃないですよ、したほうです！ それに当たり、多少思うところがあった…