「神巫女」を含む小説

現代もの短編。 巫女（神社の娘）が、〝現実に〟式神を召喚するひと顛末。 かなり以前に書いた作品ですが、現在書いている新作に、本作の主人公が成長して再登場（かなり性格は尖るけど）…

これはおとぼけヒロイン・ひよりと、冷静毒舌美青年・青磁が織りなすハートフルあやかしファンタジー。 「式神の縁、お切りします」 大学一年生のひよりが、家の竹やぶで見つけたのは、…

孫の手、猫の手、神の手早くて安定した仕事に定評がある雨寺です。 今日も人間の仕事。あの何で神様の巫女なのにこんな貧乏生活。お願いだから他の神様この生活を変えて下さい。 ※ここで出…

　＊毎週土曜日に更新します。 　ヒカリ　ヴァッサー　ダディランテ、十六歳は五歳の時、核戦争の末に以前住んでいた惑星の脱出を余儀なくされた。大混乱の中で、家族とは離れ離れになった…

影の宮が打倒されて日の宮の支配する地となった中の国は、解き放たれた妖による禍に悩まされていた。日の宮の力は守りにある。妖の本質を見抜き、それを封じる力だ。しかし、それをしても妖を…

いつの間にか広まっていた都市伝説。 人間ではどうにもならないような事件が起きた時、ＳＮＳで助けを求めれば巫女とゴスロリの少女がやってくる。 そして、事件を解決してくれる。 これ…

――敬徳二十年。 　花国の第五十五代目女王・黄（こう）鈴花（りんか）が女（むすめ）であり、花国の次期女王・黄（こう）澄花（ちょうか）王女の婿選びの儀式が行われることとなった。 …

賢人は総合商社に勤める20代。 総合病院の待合室で、翡翠という名前の少女と出会う。 商社マンと自称巫女。二人が「神の絵」と「地獄の絵」を巡り舞台は東京から四国・九州、そしてベトナ…

新庄カナメは、医者であった父の死によってヒステリーに陥った母を避けるように暮らしていた。ある朝、目を覚ますと、眼前に巫女装束を身につけた小さな少女が立っていた。すぐに逃げてしまっ…

都内某所にとある武家屋敷がある。 三年前までその武家屋敷に住んだ者達は謎の死を遂げたり、不幸に見舞われたりしていたのだが、 とある事をしてからは不幸な出来事がぱったりと止んだと…

大晦日の夜、巫女のバイトに入った菊花（きくか）は困り果てていた。 そもそも人手不足なのに、一緒にバイトをするはずの従妹がバックれた。巫女は自分一人。 そんな菊花の前に、突如、一…

「彼の国の神語」の十三年後、二の姫から七の姫のお話。 日常もののつもりが割と大事になりつつも、これが彼女たちの過ごす新たな生。 何かを倒して終わりになるのでも何かを得て終わりとな…

幼い頃に結婚の約束を交わし、そして初恋の相手・明楽（あきら）に嫁ぐことになった縁（ゆかり）。 そのことに喜びを抱いたのもつかの間、彼女は彼に「覚えていない」と突き放されてしまった…

冷たい雨の降る日のこと。 少しだけ癖のある青年の前に、一人の娘が現れる。 『ただ、わたくしをお傍に。またお仕えさせてくださいませ』 彼女はそう望みを告げた。 人と神との物語の還っ…