「現代文芸」を含む小説

　この学校の文芸部の実働部員は、二名だ。主人公の松宮と、その先輩の藤宮先輩以外は全員幽霊部員。あと一、二年もすれば廃部になるであろう文芸部。そんな場所でも、松宮と藤宮先輩は活動を…

僕には長い夜があった。これは、そこに住む人たちの話だ。 夜露無義(ムギ)は、現実をやり過ごしながら夜は魔法世界で勇者の見習いをやっている。声の高いモンスターのコウ・出会い、なんだ…

昔から入退院を繰り返していた五宮桜咲はその日もすっかり慣れた病室にいた。でも唯一違っていたのはそんな彼女の前に見知らぬ男性が現れた事。自身の事を死神と名乗った男性は、桜咲に対して…

隠れ“アロマ男子”の営業マン尾花誠人は、紹介制美容院オーナーに副業調香師として雇われることに。 <常識人×ミステリアスな美形>のかみ合わないバディが、不穏な香りに立ち向かう。 …

怪異。そんな言葉を耳にしたことがあるでしょうか。 怪異とは常識では説明できない奇妙で不思議で怪しい現象や出来事を指します。 古来から人間は常識や化学では説明できないそれらと遭遇し…

都市郊外にある喫茶店。全席喫煙可。不定期営業 現実から休息を求め来店する、個性豊かな来訪者 メニューの無い不思議な喫茶店のある一日の記録

容疑者と復讐者。 殺人鬼と癒しの聖女。 女刑事と鬼の追跡者。 情報屋と魔女狩り。 連続通り魔殺人事件――通称『血十字事件』と どんな傷でも治してしまう『癒しの聖女』 2つの歪み…

前作→https://kakuyomu.jp/works/16818792440573907387 僕には長い夜があった。これは、そこに住む人たちの話だ。 この世界のエネルギーを…

──行きて帰りし怪異譚 関東平野のどん詰まり・曙町で、妖異商を営む老舗〈胡堂屋〉の養女にして雑用係、胡堂ミカヅキ。 店主兼保護者の胡堂アマフサに時にはこき使われ、時には振り回…

【100PV突破感謝】 　ほぼ無限に物を亜空間にしまっておけるユニークスキル“巨大倉庫”に目を付けられて、大学の同級生から半ば強引に冒険配信者(ダンジョンチューバー)とその動画編…

大好きなラジオ番組「R－MIX」を聴こうとした高校生のフクチは、パーソナリティが突然、若い少女に代わった事に衝撃を受ける。謎の新人パーソナリティ・ハルカ、彼女の正体は？ ラジオ…

あの日、君に酷いことを言った。 それを謝るまでは、抗い続けるって決めたんだ。 身体を失った少女は少年と電話での再会を果たす。 けれど、少年が呼んだのは少女の妹の名前だった。 妹…

十年ぶりに帰った実家。小さくなった母の背中を見たとき、胸の奥に沈めていた記憶がざわめき始める。父の死にまつわる後悔と、母に言えなかった想い。語り合うことで、赦しはゆっくりと形を取…

前作→https://kakuyomu.jp/works/16818792439596389626 僕には長い夜があった。これは、そこに住む人たちの話だ。 魔法世界での不思議な体…

「言葉」が苦手で、居場所を見つけられなかった少女、朝山紗奈。文芸部の先輩が紡いだ本が、彼女の心に「伝えたい」という希望を灯した。 しかし、文芸部で紗奈を待っていたのは、天性の猫…

研究所生まれ、研究所育ち。少々おかしな境遇の2人が出逢い、過ごすうちに芽生えていく、友情と感情。 そんな日常が終わるのが先か、それとも謎が紐解かれるのが先か。

中学二年生の大和の元に、ある日SNSで〝寝子〟という見知らぬアカウントから不気味なダイレクトメッセージが届く。 　寝子の正体を追う大和は、とある文芸サイトへと行き着く。メ…

僕には長い夜があった。これは、そこに住む人たちの話だ。 夜露無義（ムギ）は人間不信と幼馴染・野隈浅火（アサヒ）への執着に揺れる少女。 ある夜、彼女は「大切な人と静かに話せる時間を…

祖母が教えてくれた、西瓜のお話。

ある日、叶奈と涼太はブーツを履いた喋る猫に出会う。 猫と出会ってから、叶奈と涼太の人生が少しずつ動き出す。 猫が繋ぐ人々の、心あたたまるお話です。