「幽霊 あやかし 短編」を含む小説

　 　私はただ声を掛けたいだけなのに 　

商店街の片隅にある小さな画廊。 その画廊の絵の中には、黒猫が住んでいる。 名を『ヨキ』、猫又である。 そして、画廊のオーナーは円山芙蓉（まるやまふよう）。 祖父、鴎外から画廊を譲…

東京の古い屋敷に越してきた、春から大学に通う青年・皐月。 屋敷を持て余していた彼は有名な怪談噺の幽霊『菊』と偶然出会い、彼女を幽霊と気付かずに勘違いしたまま新生活（ルームシェア）…

平凡だった私は、ある日突然音を失った。 治る見込みのない耳。 聴こえないはずなのに嫌な音だけが聴こえて来る、そんな気がして病院での日常に参っていた。 そんなある日、私の脳に響いた…

小学五年生のミソギ少年は、民俗学者である父の仕事の都合によって、都会から遠く離れた会下地（えかち）の村へと越してきた。 そこは村民が《目隠し鬼》なるオカルトじみた民間伝承を信じて…

幽霊専用のコールセンターで働くベテランアルバイター。 今日もお客様の為に誠心誠意仕事します！

【第68回フリーワンライ】 通信講座 焼きたてのパン 悔恨 心の扉

【第64回フリーワンライ】 居眠り 片足 ＊ワンライ用

　大学四年の野々原三佳は、昔からプチ不幸を招きやすい体質の持ち主。バイト先ではことごとく厄介な客が現れるせいでクビになること二十数回で、卒業を間近に控えた時期でも就職先が決まらな…

日 常 の 見 落とし穴 短　編 集 　ど こ 　ｦ 観 　　　　　　ル 　　？

埼玉県生まれの浪人生、血洗島蛍。そこそこクズ。 そこそこ霊感がある。そこそこオカルトな問題を解決する。 そんな短編の連作です。 現在「姫ヶ淵の宴」更新中 霊界の戦に拐かされた血…