「短編...」を含む小説

人間の記憶を食べられる猫は、やはり本質的に猫であった。 記憶を食べるまでは書きません。 ただ、猫（特殊個体）から見た猫生を少し書きました。

浮気した女は人生を棒に振り最後まで裏切った人から許される事だけを祈って生きていく……そんなお話。 （なろうでは好評でしたのでこちらでもアップさせて頂きます。ただ、読んで辛いと思わ…

不思議な石鹸を貰った、ある女性の話

『ウェーイ！　オタク君、見てる～～？？　キミの彼女、今俺のベッドで寝てまーす！！！』 「なん、だよ……これ」 『ごめんね、ソウ君……でもセンパイ、すっごくイイんだ……♡』 　…

周りの人は両片思いであることに気づいているのに当の本人たちだけ気づかない、そんなすれ違いラブコメ。

私は五万円札。ご承知の通り、現在我が国で流通している最高額の紙幣です――。 未来の日本で、新しい紙幣『五万円札』が発行された。それは、国家の威信をかけ、最新技術を惜しげもなく投入…

これは、未だ日の目を見ぬ自称小説家・有村朔太郎が徒然に書き散らす、日常の切れ端である。 ------------- どこから読んでも問題ないので、気軽にご覧ください。 １～４話…

古文の苦手な奈穂は、家庭教師にそれをやらせようと企んでいた。 ところがやってきた家庭教師は生真面目で化粧っ気のない大学生で、奈穂の質問にも真面目そのもので返す。奈穂はなんだか苛々…

好き。 好き。 大好き。 愛してる。 ──だから。

　ぼんやり少年、陽佑は中学生。色白とスポーツが苦手なことがコンプレックス。特技もなく、地味でエキストラのような３年間を過ごすのだろうと思っていた。 　が、ひとつの淡い恋をきっかけ…

　卓海(たくみ)はお盆の墓参りの帰りに、学生時代から秘かに想いを寄せていた元バイト先の先輩・芙蓉(ふよう)と偶然再会する。 　彼女と別れた後、一人の男性がこちらを見ていることに気…

　学生向けマンションに住む女子大生が殺された。彼女は窓のカーテンを閉めておく習慣だったが、ちょうど犯行の瞬間、カーテンのわずかな隙間から室内の様子を目撃した者がいて……。 （「…

「あぁ、なんて美しい」 狂気の美に目覚める僕。 今日も明日も赤く赤く…

※この物語はフィクションです。 　実在の人物や団体、ブラックホールとは関係ありません。 商談前の昼休み、出前のカツ丼を前にしていた田中の背後に、理由もなく“極小のブラックホール…

　玄関を開けて明かりがついていない事に、未だに慣れない。 　妻と別れてから部屋が静かで冷たい。今まで当たり前にいた存在がそこにいないというだけで、目に見える色彩が一色消えてしま…

高校の軽音楽部で出会ったドラムの彼女を、ずっと忘れられなかった。 卒業して四年、一度も会っていないのに、夢の中では何度もその名前を呼んでしまう。 ある朝、いつもより早く家を出て…

ウサギだらけの世界で、「僕」はユミナと一緒に生活していた。 二人は「古典派」だから、非合理で、非効率で、野蛮なものを好んでいる。 取り分け愛や恋は浪費ばかりで、それゆえ「僕」とユ…

幼馴染で恋人だった彼女が、ある日、クラスで一番のイケメンとラブホテルから出てきた。 翌日、僕は“性犯罪者”としてクラスで吊し上げられる。 嘘と誤解、裏切りと沈黙――追い詰められた…

タイトルそのまんま 作者の性癖を詰め込んだ完全なる自己満小説です。 スマホ投稿だから他の機器で読むともしかしたら読みにくいかも。まぁ他の機器で読むと違いが発生するかどうか知らんけ…