「気がしたので」を含む小説

作品として，世に出すにはもう一段の変換が必要となる気がします。ただ、僕の表現力ではムリでございます。原典の方は量子力学を下地にしたツモリです。熱力学の第２法則も参考にしています。…

沢山の人に読まれる作品というものを、一度くらいは書いてみたい。ちょうどコンテストが始まるし、（宣伝に）いい機会だなと思いました。ただ、毎日PVを気にして一喜一憂しながら、胃痛に悩…

なんでこんなに時間かけて書いてるんだろう――って、正直最近よく思います。 作品は読まれない、ブクマは二桁止まり、感想ゼロ、ランキング圏外。 それでも「いつか書籍化できたら…」なん…

子どもの頃、好きと言った食べ物を、 愛情として、毎日毎日与えられていました。 「ありがとう」って、言わなきゃいけない気がして。 これは、そんな私の記憶と祈りの詩です。 実話を…

生まれながらに未来を視る事が出来た男、嘉地悠来は奇妙な少女達に出会う。 嘉地悠来は奇妙な少女達『センシズ』との出会いを発端にして、異能力者達が引き起こした怪奇な事案に巻き込まれて…

　主人公大島新作は通常業務が終わり。いつもと違う道を自転車で帰宅の途へとつけば。何故か自転車を走らせている彼の耳へと一瞬だが「助けて！」と人の声が！　それも少女が助けを呼ぶ声が聞…

王弟に嫁いだシルフィに他でもない夫から依頼が舞い込んだ。 夫いわく、依頼の内容は『朗らかでつつましく、何を言われても波風たてず冷静に判断ができて辛抱強く説き、見守る』こと。 これ…

これ見るくらいなら他にもっと見るべきものがあるような気がします

ここ、東京都下層で一般労働者として、培養肉のパック詰めを行う。 変わらない日々。変わらないステータス。変わらないスキル。 その停滞がいつまでも続くような気がした。しかし、ある…

高校を卒業したら、この活動を辞めるつもりだった。 たまたま流行の歌をカバーしたのが跳ねて、それから唯一無二の声とか色々言われていたけど。 でも、伸びないんだから仕方ない。 ネット…

感情は、ある日ふと使い方がわからなくなった。 それでも人と話し、微笑み、日々を過ごしている。 桜彩(さよ)は、そうして生きている。 過去に何があったのかは、もううまく思い出せな…

大学三年生のある日、高野拓海は片思いをしていた園田夕灯から手話で告白をされた。 手話サークルで出会ってから片思いを続けていた彼は、嬉しくてすぐに嬉しいとの返事を返した。 親友には…

いつか全部忘れてしまっても―― この夏だけは、ずっと心に残る気がした。

私、月野宮　紗羅は、お父さんが理事を務める月ヶ丘学園に通っていた。 正直なところ、本当は腹黒のくせに外面のいいお姉ちゃんとは違って楽しくない毎日。 でも、だからって！ ライバ…

ある日曜日、電車で偶然出会った華乃と俺。 隣に座り、寄りかかってきた華乃のぬくもりに、心が静かに高鳴る。 そして、そっと握られた手。そのまま一緒に駅を降り、手を繋いで歩いた帰り道…

良い歳して働きもせずミュージシャンになるだの小説家になるだのと日々夢想する甚平が目を付けたのは動画配信だった。奇跡的に知名度を手に入れるが元来の頭の悪さと性格の悪さが災いして意図…

ラマダンの終わりが近づくにつれて、パレンバンのクルタパティ駅は、人々の帰省ラッシュでごった返していた。サイフディンは、その騒がしい群衆の中で、ひとり静かに立っていた。彼はラデン・…

大切な何かを失う気がし白うさぎを追いかけていくと穴に落ち……！？ 同じく現実世界から来た人達の話を聞くと異世界に来たみたいだが、陽菜は記憶がない。帽子屋たちの説明を受け、無事に現…

好き、とは違った。 愛してる、とも、救われたい、とも違った。 ただあの4文字だけが欲しかった。 彼から言われる、それだけが私の価値だった。 それだけで生きていける気がした、全て…