読者に読んでもらえる作品を目指してみる試み
柿木まめ太
あわよくば、カクコン9に出したいとか…
第1話 所信表明。読まれる小説を書いてみたい。
初めましての方は初めまして。お馴染みの方はまぁ……いつもの通りの思いつき発進ですので生ぬるく見守っていただければと存じます。
やっぱりね、一度くらいはね、読まれる作品を狙って書いてみるという経験はしておく方がいいと思ったんですよ。普段の私はほとんど世捨て人みたいなメンタルでここカクヨムを利用しちゃっていますが。
本命がね、一般文芸の公募に応募すること、と定めているんでその辺は気楽にやっているわけなんですが、経験値が足りない。でもネットで連載しながら上を目指すというのはそれなりバイタリティのある方でないと続かないんですよ、経験者談というヤツですけどね。だけど経験値が足りないんでアリマス。
そこで、読者が付かない状態で更新し続ける苦行をどう乗り切るかというところが最初の難関になると思うんです。モチベーションを直撃してくる厄介な問題です。
読んでくれる読者もないのに更新し続けるというのはかなりメンタルにきます。さりとて読者が付いたら付いたで、増えた減ったで一喜一憂して、やっぱり振り回されるんですよね。気にしないでいたいのに、カクヨムさんたら投稿者には親切でしょう? 嫌だと言ってるのに漏れなくPVを目に入れて下さるんですよね……。お陰でどれほどの七転八倒、のたうち回るハメに陥ったことか……。
そういう生活にほとほと厭気が差して、ウェブ発表は趣味だけに、本命は公募の賞レースに切り替えたワケなんです。人の中で読まれない苦痛より、誰もいない孤独という苦痛のがマシ、という決断でした。書くこと自体は問題ないんですよね、私は。
そこで編み出した作戦です、
「晒さなければ問題ナシ! ふはははは!」
これです。
要するに、ひと区切り分まで完成させてから予約投稿で投げちゃおう、という作戦。これなら途中で心折れてエターナルしちゃう心配もないし、ダメなら区切りのいいトコで完結にしてさっさと次の作品に移ってしまえますから。
経験上、やっぱり一番ダメなのは連載途中でエターナルしちゃうことなんですよね。終わりとも何とも言わずに更新停止で放置というのが一番ダメです、それは本当によく解っています。読者さんにも迷惑ですしね。m(_ _)mゴメンナサイ…
途中で投げ出したくなる理由というのは色々ありますが、一番大きい原因は読者の存在です。読者に支持されればされたでプレッシャーですし、支持されなければされないでまたプレッシャーなんですよね、あれ。どっちに転ぼうがゴリゴリとメンタルを削られてしまうんです。
書き始めた時は意気揚々と立ち上げた作品なのです。本来、誰にも邪魔されなければその意気込みのままラストまで書き上げられます。これ全員とは言いませんが、多くの人はそうだと思います。読者の目に晒された途端にこの意気というものが萎んでいくというケースがほとんどなんです、ランキングを駆け上がることに成功した一握りの作者だけですよ、膨らんでいくなんてケースは。
なので、出来るだけその意気揚々を持続させる方向性で執筆するという作戦を取ることにしました。完成させるまで温存するというのも忍耐力要りますけどね。
なので今回の作戦は、二段階プランです。
まず、完成させるまで作品を公開しないことでメンタルを保護、意気揚々のモチベーションを継続させたままノーストレスで執筆します。その間、承認欲求だの公開欲だのがウズウズしてくるはずなので、身代わりを立てます。それがこのエッセイというわけなんです。公募の賞レースだと公開欲と戦う必要がない分楽で、それでそっちへ舵を切ったというトコロもなきにしもあらず……だったりするんですよね、私。書いたら即公開しちゃいたい人なんです、困ったことに。それで立てた苦肉の策というわけです。
どうなるか解りませんが、執筆に関して、こちらはカクコン9にも参加する予定で色々と気付いた点なども書き記していきたいと考えております。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます