「酒はほどほどに」を含む小説

酒好き・男好き・ギャンブル好き。 自称「終わってる女」こと篠原茜（21）は、今日も自堕落な生活を送っていた。 唯一の特技は、絵を描くこと。けれど、祖母を亡くしてからはそれすら意…

月影結にはなりたいものがある。新月の晩に降りてくる『影穢』を祓う祓い人だ。しかし影穢祓いを取り仕切る已桐家の当主には認めてもらえていない。月の細い夜、結は塾の帰りに児童公園のジャ…

魔術士専門のポンコツ暗殺者“クィンシー”と、ごく普通のミリタリーオタクの女子高生“間宮亜音（まみや あのん）” 1流スナイパーと、普通のJK。接点なんか無いはずなのに2人は出会…

何かを隠しているのは知ってる、でも問い詰めたりしない。私達はそれで、うまくやっているから―――。 そう思っている古都は、今日も見ないふりをして静かに傷つく。 そんな最中、地元の…

Aランクパーティー《彗星の尻尾》を素行不良でクビになった元前衛・リカルド。 昼間からギルドで酒を煽る、やけ酒ではない。これが平常運転のダメおじ……のはずが、なぜか新人教育を押し付…

人間の街にある冒険者ギルドの受付嬢リアナは、完璧な容姿と冷静な仕事ぶりで評判のエルフ。だが、彼女にはどうしても我慢ならない存在がいる。無骨でうるさく、酒臭く、礼儀知らずなドワーフ…

ある男の部屋。両手足を縄で縛られた男の前には、一輪のアルストロメリアが現れた。 陸に憧れる人魚と、一人の男。 幻覚と記憶の先に、人魚は何を願うのか。

姉と弟の短編

【百合小説】 同じバイト先で出会い、３ヶ月前から付き合い始めた青山えみりと諸星しのぶ。もちろんその関係は誰にも秘密。 　 ある日の仕事終わりの更衣室、この後二人で飲みに行くと社…

仕事帰り、疲れ果ててしまってBARに入った。 さっさと帰ってしまえばいいいものを何故わざわざ寄り道をするのか。それが男というものだからである。男は心身共に困憊の最中にある時、非…

佐藤 頼子　31歳　独身。実家暮らし。地方都市の中小企業で事務員やっているごく一般的な日本人女性。 趣味はお酒を飲んでほろ酔いになること。 友達はいるが、異性との縁がない。 結…

　果実酒の作り方をご存知ない方はいらっしゃらないとは思うんだが、もし知らないので在れば想像をしてみて欲しい。 　桃の甘さが滲む酒、梅の香りが冴える酒、檸檬の獰猛さがキレた酒。どれ…

詐欺師として都会を渡り歩いた麻木真也は、今は気ままな旅人として漁師町を転々としていた。ある夜、酒に酔って漁港を歩いていた彼は、借金の代償に魂を売った幽霊と出会う。幽霊の商人が現れ…

“客とバーテン” それ以上でもそれ以下でもなく、それ以上先には進めない関係から果たして、脱することはできるのか____。 これは幸せになりたい主人公_星宮奈美の物語。

四十歳になった悪友たち。 酒の席で飛び出した冗談は、やがて銀行強盗という危険な計画に姿を変えていく。 家庭を持てなかった男、真面目すぎて報われない男、パワハラに心を削ら…

趣味で小説を書いている男子大学生、倉科彰はゼミの飲み会に参加した後、同じゼミ生である湊川茜と酒の勢いでワンナイトしてしまう。 食ったのか、食われたのか。 ヘタレ系純情男子と肉…

《今日の１９時、俺の部屋へ集合。　酒とお菓子持参でお願いします。》 急な呼び出し、刻まれる通知。 理由も語らずあなたは、わたしを振り回す。 そんなわたしとあなたの、小さい部屋…