「女主人公/現地主人公」を含む小説

国賊の烙印を押された天才軍師と三百の傭兵団。絶望的な状況下、彼らが選んだのは王都進軍という狂気の賭けだった。仲間を駒と断じる非情の策は、果たして王国を救うのか、それとも――。 …

娼館《ファンタズム》でSM嬢の『女王様（ミストレス）』として活躍する少女、ドゥージ。 魔族の血を引く彼女は、かつて思い悩んでいた。 己の在り方と、御しきれない『鎖』の力について。…

～あらすじ～ 勇者が魔王を倒し、その勇者が聖剣をもってどこかへと姿を消してから約10年。 国から聖剣の捜索が発令された。 勇者の生存は問わずに聖剣を見つけた者には莫大な褒美が約束…

「ぬいけんのせねか」と読みます。 -- コルドバ村のセネカは英雄に憧れるお転婆娘だ。 幼馴染のルキウスと共に穏やかな日々を過ごしていた。 ある日、セネカとルキウスの両親は村…

【（水）（土）更新】「さよなら、アスター……」 　悲しいぐらいに澄み渡ったこの日、メルと呼ばれた十四歳の少女はこの世を去った。──元・奴隷の少女と孤独な剣士の冒険譚、完結編。 …

10年以上前に書いたものをカクヨムコン用に修正しながら出します。

悪魔が支配した世界で元の世界を取り戻すために人が悪魔に抗うそんな物語。

冒険者に憧れてダンジョンへと旅立ったヤーノは、 小さな箱に入って故郷の村へと帰ってきた。 戻ってきたのは、指２本分の骨のみ。 「アタシが結婚してあげないと、ヤーノなんてずっと…

人族が治めるテリア王国―― その王国魔術院を首席で卒業し、王宮魔術師として名を馳せる才媛――セレスティア。 彼女の才と美貌に目をつけた王子からの求婚を、セレスは一言で断った。 …

氷の国と呼ばれているクリュスランツェの国境を越えた峠の麓にある宿『雪花亭』の娘である１６歳の少女アイリス。 冬のある日、アイリスは家の前で雪に埋もれ行倒れている青年を拾って………

「君はひとりでも魔王を倒せるだろう」 「俺たちは彼女や婚約者が待ってるんだ」 「このパーティー抜けるぜ！」 ――そう言い残して、勇者パーティーは解散した。 残されたのは、たった…

女魔王は怒りに震えていた。 磔台に四肢を鎖で繋がれ、恥辱の首輪を嵌められたまま晒し者にされるという、信じ難き暴挙に。 そして、痛感する。 自分は勇者と人類の王国に裏切られたのだと…

　かつて異世界から剣と魔法のこの世界に来た『アーツマスター』と呼ばれた武術の達人がいた。 　彼の死後、その武術を受け継ぎ、新たな形へ昇華していった新たな『アーツマスター』達がいる…

只野シミィンは普通の女の子。 只野シミィンは外国人の母と日本人の父を持つ女の子。 只野シミィンは変な上級生に絡まれる可哀そうな女の子。 只野シミィンは感情が乏しくて、ダサい見た…

　かつて、悪の帝国によって引き起こされた大陸全土への侵略戦争において、帝国の首魁たる皇帝を討ち果たし、戦争を終わらせた救国の大英雄『剣神』エドガー・ナイトソード。 　だが、世界最…

【続編始動】のため『エピローグ』→『青のメインディッシュ』に名称変更。 　若干内容プラスしてます。以降の話が続編です。 　ハンターが興した国“ルイーネ王国”。 　周辺国の中では…

　魔族と契約し、人間には使用できない魔法を使うことが出来る存在。それが魔女。膨大な魔力と魔族という不吉な存在を主に持つ故に、いつの時代も魔女は恐れられ、狩られてきた。 　人間を憎…

時は16世紀、戦国時代。果てのない戦乱は人心の荒廃を招き、人心の乱れは人ならざる『邪なる者達』を生み出す呼び水となる。人に仇なす魔物を滅する使命を帯びた退魔の尼僧【妙玖尼】は、邪…

常識と倫理の墓場、エルグランド大陸で冒険者をしていた「あなた」 あなたはいつの間にか見知らぬ大陸に居た 生粋の冒険者であるあなたは、ひとまずその大陸で冒険を始めることにした ハ…

父親を知らず、神官の娘として孤児院で暮らす私は、12歳になった。 毎朝女神アリューシャに祈っているけれど、神官にはなりたくない。 私は自由に生きて、冒険者になりたいと思っていた……