「世界の境界線」を含む小説

　――リータスベル。 　それはロンドンの『裏』の世界。 　世界の境界線から外れた『世界』。 　これは、リータスベルに暮らす吸血鬼の、なんでもない日常と大切なものを取り戻すため…

即興小説トレーニングにて、「意外な王子」というお題で書きました。制限時間は二時間でした。タイトルをちょっと変えてあります。 結構いい感じに内容を纏めることが出来たな～と思って掲載…

ここは正義と秩序の蔓延るせかい。 気弱なデュソルが、鏡を潜り全てが逆の鏡世界に！ そんな世界でデュソルが戦争を止めるために正義と秩序を巻き込み、そして新たな勢力の平和を！？ そん…

遠くのぼんやりを見ている「彼女」と、水晶玉を覗きたい「私」の話です。 音に色があります。形があります。質感があります。 味に色があります。形があります。質感があります。 匂いに…

私こと、ナコの前半生は苦労の連続だった。 それを乗り越えながらも、行き着いた先は急ブレーキをかける電車の前。 跳ね飛ばされた先は死後の世界と思しき空間を走る列車。 そんな不幸に不…

いつぞや公募に出した短編です。 字数制限ギリギリだった気がする。

白い明かりが、紅葉の絨毯の赤に火をともして……。 繰り返してきたことに意味はないのでしょうか。いくつもの今が積み重なって過去になって、忘れられていった遠い昔のお話。 諦めなかった…