「#ダークファンタジー #傭兵」を含む小説

　魔法の世界で、ただ一人“魔法を持たない”男がいた。 　――雲蒸街の傭兵グラム。 　誰より強く、誰より孤独で、そして誰より“救う意思”を抱く男。 　魔石を巡り三国の均衡が乱…

親友との約束を守る為、親友を探す為 衛生兵となった少女アンジェ。 １０年前、幼くして戦線を駆け、 生きることを求める司令官アメッサ。 何より大切な家族を守る為 剣を振るう伍長…

辺境の国ハルタントは龍の怒りを買い、その吐息によって一夜にして滅びた。 決死の覚悟で龍殺しに挑んだ精鋭部隊は無残にも惨殺され、最後の女王の命乞いにより不幸にも王国近衛兵で一番若か…

星見台の塔は今日も騒がしい。腕が吹っ飛ぼうと死にかけようと、研究大好き・社会不適合・天才錬金術師アステルは止まらない。 その相棒（不本意）傭兵ロアは、今日も今日とて爆発したアステ…

心の中に闇を抱えた少女（ルナ） 終焉の先にあなたは何を見ますか？ 心に傷をおった傭兵（ゼノス） 二人が交差する数奇な運命 鬱が鬱を呼ぶダークファンタジー

　没落した貴族の子供・ドレイク。 　奴隷の身分となったドレイクは、闘技場で戦う奴隷戦士として登録され、借金返済のために見せ物になる毎日を過ごしていた。 　最下層の人間──だ…

――アレン・ヴァイスの日記より 誰に宛てて書くわけでもない。 誰かに読んでほしいわけでもない。 ただ、この世界で――僕が確かに生きたということを、どこかに残しておきたかった。…

剣と魔法と魔物の世界、西大陸。人間や亜人、果ては魔物まで。 拙作の長編「赤の魔竜と歪の月」を本編と位置づけ、世界観と登場人物達をそのままに、在りし日の情景を切り取った短編集。 …

　8尺程の身の丈は体毛に包まれており、手足口には肉を引き裂く爪牙、顔は狼のそれに近いが目の数は3対で合計6つもある。3歩歩けば子供が泣き叫び、また3歩歩けば婦女に悲鳴をあげられる…

魔女族と竜人族がにらみ合う世界で、聖なる巫女・聖ルナが失踪。 任務を受けたのは、若くて不遜な異端魔女と、銃火を携えた老戦魔女。 魔法すら通じぬ荒野で、ふたりは皮肉と火力で突き進む…

父のとんでもないやらかしのため、生まれ育った村を一人で旅立ったへっぽこ魔術師のソル。 道中で出会った傭兵のジーナ、自称薬師のジョシーを道連れに旅を続けることになるが、行けども行け…

コンテスト参加のための書き下ろしになります。死や出血はありますがそこまでグロくならない予定です。 海底監獄「Nadir（ネイディア）」 深度5000m級のマリアナ海溝近辺に建造…

　傭兵稼業の一種であるウォーカーとして日夜、魔物や報酬を渋る依頼主と戦う乱暴者の主人公エリオット。 　彼は生まれつき胸の中心から広がる黒い痣を持っていた。 　特に害もなく、ただ少…

これは、呪われた世界で呪いを抱いて生きる男の、孤独な贖罪の物語。

地球で傭兵として生きていた正嗣は、精霊リュティアとの契約により異世界ラグナ・ヴェイルへと召喚される。彼が辿り着いたのは、善なる神ルミエルと悪しき神ヴァル＝ノクスの代理戦争の末に生…

公爵家の７男であるフレニルは、辺境の領地を治める事になった。 だが、そこは産業もなく資源もなく、さらには新興宗教が実質支配するというとんでもない場所であった。 そして極めつけは……

傭兵団《灰狼旅団》 国家に見捨てられた国で、民を守るために剣を取った者たち。 その中で育てられた少年、カイル・マクレガー。 雷の大剣を振るうリーダー、レオン・ヴァルグレイの背を…

祈は死んだ。 彼は自分を虐げて来た虐めっ子を殺した後、自ら命を絶ったのだ。 しかし、死んだ祈は死後の世界で自分と瓜二つの少年と出会う。 奇遇な運命に翻弄されながら、2人は互いの…

世界は《赫陽現象》に覆われた。 空が赤に染まる時、赫獣（かくじゅう）と呼ばれる怪物が現れ、街を血で呑み込む。 だがその災厄は同時に、人類に最大の富をもたらした。赫獣の死骸から採れ…

盗賊に故郷の村を奪われた青年、アシェル。 傭兵として生きながら、彼は故郷の幼馴染と家族を探し続けていた。 ある日、傭兵の仕事として訪れた農村、ケルク村が盗賊に襲われているのを…