一章読み終わった紹介となります。
奴隷の戦士ドレイクは白い空間で目を覚まします。
自分が何者か忘れている少年は、ロヴァニア帝国の守護神、戦の神タイロスの声を耳にします。
そこで教えられたロヴァニア帝国『戦いの国』の真の意味。
長きにわたる歴史の中で見世物へと変化した危険な現状。
タイロスはドレイクに賭け、ドレイクは失ったものを取り戻すため、王座を目指します。
ドレイクさんは優しい心を持ちながら、神に強さを買われるほどの武人です。
甘さを捨てきれるのか、どう勝利していくのか。
ドレイクさんの戦いの結末が大変楽しみです。
シビアな世界観が好きな方にお勧めです。ぜひ読んでください。
物語はローマを思わせる奴隷同士の闘いから始まる。
妹を守るため、奴隷戦士となったドレイク。
その戦士には似つかわぬ優しさゆえに命を落とし、妹までをも失った。
そして彼は帝国の守護神タイロスによってある契約を持ちかけられる。
妹のために契約を受け入れた彼は、神の傭兵となり帝国の玉座を狙うーー。
導入は正統派ファンタジー。
神の意図するものは心優しい少年をどう変えていくのか。
そして神託者とその能力とは。
まだ色々な謎が多く、これから明かされてゆくのが楽しみです✨
世界構成も筆力も文句なし。
序章から引き込まれること間違いないです。
そして、ヒロインはちょっとはちゃめちゃコメディ予感??
王道ファンタジーを求めていられるかた、ぜひのぞいてみてはいかがでしょうか!
闇の中で炎に焼かれる少年。
奴隷戦士ドレイクには、その少年に見覚えがあった。
「あれは……ぼくだ」
世界は一変。
ドレイクは白き精神世界で神の声を聞く。
『我に雇われる気はないか?』
十二神の一柱・戦の神タイロスから持ち掛けられたのは、まさかの『契約』だった。
ドレイクは敵の甘言を信じ、格下相手に不覚をとって死んだらしい。
「じゃあ、なんでそんなぼくを雇うのですか?」
『路傍の石も、戦場に立てば宝石。死を超えた先でこそ「真の力」が磨かれるであろう』
タイロスが求めていたのは、ドレイクが持つ圧倒的な『武力』だったのだ!
戦神に選ばれし奴隷が、世界を穿つ。
原石が宝石を目指すダークファンタジー巨編、堂々開幕!!