「短編/ファンタジー」を含む小説

ルニ種至上主義を掲げるカルデスタン共和国は、多人種国家であるオルクバール王国へと侵略戦争を開始した。 技術力の差で連戦連敗するオルクバール王国は最早風前の灯火。残された都市はわず…

彼の名前は、ゼナス。誰も彼の名前を覚えてはいない。誰も彼を愛してもいない。彼は、ただの人。道端に落ちている石ころ。でも、星を見上げ憧れて無残に蹴飛ばされ、川に落ちた石ころ。どんな…

異父姉から許嫁と当主の座を奪い取ったわたくし。 姉さまに花嫁修業をつけてよそへ嫁がせようと日々奔走しているのだけど…… いつも姉さまには振り回されてばかり。鞭を握る手にも力がこも…

７月中旬を過ぎた祇園祭の夜。中学２年生の美夏は、自宅の２階の窓から外を眺めていた。そして、祭りの後片付けをする人々の中に、半袖の白いシャツに黒ズボンの制服姿で歩く青年を見つける。…

■毎週日曜21:00更新中。9割くらい変なタイミングで更新です、よろしくお願いします。 一次創作『図書環獄端書』関連のSSをまとめています。Twitterとくるっぷに掲載したS…

▶「〇〇という言葉を使わずに〇〇を表現する（書け）」 ルール ・筆者は何という単語を使わずに何を表現しているのか明示してはいけない ・3点リーダ使用禁止 ・感嘆符、疑問符使用禁止…

北風の剣聖アナスタシア・スラタンは、白狼アシモフと共に邪悪を倒す旅をした。 ３年に及ぶ旅で彼女は多くの敵を倒し、遂には救国の英雄となった。 彼女の名は瞬く間に世間に広がり、知らぬ…

とある村の道具屋にいる、気立てのいいおかみ。日々の悩みから村人を救い、そして世界を少しだけ幸せにする、そんな素敵な道具屋の物語。ハッピーエンドです。

自然と同調する力と、世界に存在するものの心を聞く力がある主人公。 そのせいで人間に嫌悪を覚えていたが、ある日、人間の悲痛な心の声が聞こえてきて……。 カクヨムコンテスト10短編…

「血を流す覚悟があんたにはあるのかい」 血と引き換えに、天ノ人から依頼を受ける男がいた。彼の名はサカイ。 その世界には、地に住む「地ノ人」と天に住む「天ノ人」がいる。地ノ人と違…

僕らは、君たちを洗脳していました。

時代は今より少しだけ先の 近未来 灯(あかり)は、 これまで 惰性で生きてきた 些細な出来事がキッカケとなり 灯の運命は大きく動き出す 紡がれていく物語で 灯は何を得て、 何…

きみに初めて出会って、僕の世界は変わったよ。僕の世界がきらきらし始めたんだ。僕はきみが大好きだ。 少し仕掛けのあるように書いたつもりです。よろしくお願いします。

いつも完璧なヘルマンと比較され、無能の烙印を押された僕。 そんな僕がヘルマンに勝てる唯一の取り得は、美麗な蝶の標本コレクションだけだった。 ところが、ヘルマンは貴重な「迷蝶」を手…

侍は料理屋大本屋に来た。だが怖い顔した二人の客が肩を叩いて来た。 そして侍は峰打ち程度でやっただけだと言うと、怖い顔した二人の客の一人が侍に襲いかかって来た。侍の運命は！

人類が滅亡して100年。あなたが消えて100年。わたしはあなたをおもう。死んだ世界に呼吸をさせる。 ※「カクヨムコンテスト10【短編】　ファンタジー短編部門」への応募作品です。

　私、黒ずきんちゃん。絶対秘密主義を貫いているわ。 　でもママや白ずきんちゃんが、私のことなんでもしゃべっちゃうの。 　ほんとやめてほしいのに、どうしてそういうことするんだろ。マ…

聖なる夜の、サンタと雪の妖精のお話。 ＊クロノヒョウさん主催『お題でカクコン挑戦企画②』参加作品＊ ・お題「聖なる夜のサンタの恋」 ・ジャンル指定「恋愛」or「ラブコメ」 ・4…

蒼月書店の奇々怪々シリーズの７作目！ 主人公・芳野雨音のカバンの中に入っている古い漫画に宿る付喪神。 雨音が蒼月書店に来店したことでその場所の翠の力に付喪神が気に入り、雨音を店…

どこにでもありそうなファンタジー異世界。 どこにでもありそうな剣と魔法の世界。 そこにいるどこにでも居そうな勇者様と、どこにでも居そうな女神様。 ただ一つだけ違ったのは――――勇…