「#推理」を含む小説

新たに、難事件を解決する名探偵『霧谷透真』と助手『本多夕人』の前に、謎の男『ぬらり』が現れます。 前作100話マラソンで書いた主人公を、長編で別話で展開します。 こちらから読…

あらすじ 1956年ロンドン、名画座〈レガート座〉。前作事件を再演した映画の試写中、プロデューサーが映写室の“密室”で刺殺される。鍵は内側、目撃は映写孔越し。 捜査線上に浮かぶの…

　定時制高校に通う高校二年生の多々声は文芸部の部長として一人淡々と活動を続けている。 　彼女は人との関りをさけ、一人きりの文芸部という自分の居場所で誰にも見せるつもりのない小説を…

男の死は、事故か自殺か、はたまた呪いか……。 皮肉屋でフリーターの江波藍那は、高校時代に出会った刑事・二道両次と安っぽい協力関係を築いていた。 ある夏の日、江波は喫茶店で再会し…

第70回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画（クロノヒョウ様）に参加するために、刑事ドラマ風のお話を書いてみました。 OLばかりを狙った連続殺人事件で、ついに五人目の被害者が…

富裕層だけが集う、秘密の饗宴。 そこで起きる連続殺人事件の謎を、 食の真贋を見抜く"鑑定士探偵"が暴く──。 御厨凛(みくりや・りん)、38歳。 表向きは文化庁の食文化外交アド…

「私は今日、殺人を犯したらしい」 目覚めるたび、昨日の記憶を失う女性・柊忘（ひいらぎ・わすれ）。 前向性健忘症により、彼女の記憶は24時間しか保たない。 しかし皮肉なことに、…

観光バスガイド・七瀬真帆は、乗客の"心"を見る。 北都トラベルの青いすずめ号で全国を巡る真帆は、明るく社交的なベテランガイド。だが彼女には、人並み外れた観察眼があった――乗客の…

頭の中に、ぽっかりと穴が空いている。昨日の午後三時から五時までの二時間。僕はその記憶を、二万クレジットで売った。 窓の外では、相変わらず酸性雨がアスファルトを叩いている。高層ビ…

　大学内のカフェを訪れた猫背は、テーブルに忘れられた一冊の本を見つけた。その本は猫背が今読んでいるものと同じ本だった。 「この本の持ち主には、ネタが通用する！」 　持ち主に対…

ジャネット・ワトサップ辺境伯令嬢は、突如として婚約破棄を宣言される。 王国が開いた舞踏会の場、相手は第一王子、コイニキール。 突然の事に混乱する彼女の目に飛び込んできたのは、もの…

髙野秋　32歳　東帝大学准教授　数学科第二研究室所属 藤見晃　27歳　東帝大学助教授　数学科第二研究室所属 坂田正仁　32歳　警視庁捜査一課第四係所属

吸血鬼の少女・アリアは、血液を媒介にして“記憶”を読む能力を持つ。 しかし彼女は、吸血を忌み嫌う。 「血は、生命の記録──それを奪うのは罪。」 彼女はわずかな採血だけで事件を解…

　サラリーマンの会津稔が殺害された。捜査一課の刑事・南條は娘の愛実に疑いの目を向けるが、彼女には鉄壁のアリバイがあった。 　捜査が滞るなか、保科透子という女性が突如出頭する。 …

本編『白の残響 ―狂気の果てで、君を想う―』の刑事・篠原結城の過去編 英国・ケンブリッジ大学で犯罪心理学と法科学を学び、 その卓越した研究成果が日本の警察上層部の目に留まった。 …

夜空から、星座が消えた―― 月香喫茶ルナリウムの扉を開き、夜の静寂の中客たちはやってくる。 記憶をなくした星座の神話の人物たち。 店主・アイリスは、その言葉や仕草、微かな表情か…

人物紹介 神崎碧（かんざきあおい）　高校2年生。ドジだけど推理が得意で、事件を解決していく。 相沢結（あいざわゆい）　同じく高校2年生。碧のサポートをする。 この二人がドタバタし…

VTuberが画面外でも活動できるようになった近未来の愛知県。 男子高校生の鋤柄は、長年推していた能愛好家女子高校生VTuberの小杜若から交際を迫られる。しかし、小杜若の〈中の…