「式神」を含む小説

朝起きると、なんだか美味しそうな匂いが。キッチンで料理していたのは見知らぬ青年だった。式神と名乗るその謎の青年に会ってからというものの、佐和は怪しい影に狙われるようになってしまい…

僕の名前は雫といいます。その名の通り、雨の雫から生まれました。 雨から生まれたので、「うっとおしいほど根暗で愛嬌がない」と、僕を作ったご主人は言って去ってしまいました。 心…

【登場人物紹介】 ①クロノ・ログナート 「生きてりゃ悩み事なんて誰にでもあるだろ。後はてめぇがその悲劇に呑まれず乗り越えられるかどうかだけ」 全身黒ずくめ、黒髪黒瞳の男。 生…

「遠鳴堂あやかし事件帖」の久遠明は、中学三年生になった。 同居して半年経つと、叔父の鳴瀬倫太郎が実はそんなに大人でもないことがわかってきた。 明は叔父を案じて、式神の多聞に相談…

真っ暗な虚空の中に気がつくといた。さっきまで風は靡き、水は時々波紋を作った。時々、水が水溜りに落ちる音がするがそれもまた、確かではない。気を抜くと、自分が消えてしまいそうにもなる…

これは、一人の陰陽師が酒呑童子を式神にして様々な難問に挑む物語。 都会に出た、大人になりたがった少年。初めて思ったことは。空が狭いことだった。 変えたい自分。それにゆえに突き…

安倍晴明の息子、安倍光明は黒鬼を追って百鬼夜行と遭遇する。百鬼夜行は時を渡り一千年未来の現代へ。祖母の妖狐『葛の葉』の血を隔世遺伝で濃く受け継いだ光明の妖怪退治がはじまる

狐･式神使いの人間･狼の共存世界｡狼の反乱､狐と人達の反撃､狼達から世界を取り戻す…混沌とした古い歴史をもつ中で時代が四十と経ち式神使いの人間が世界を守り続けていた｡しかし､市村…

人好きされる后に紹介された、主神言という少年が告げた言葉。謎の言葉を不思議に思いつつ、なぜかとても懐いてくる言を京都案内していた后は、今まで目にしたこともなかった異形のものに襲わ…

じいちゃんの家の蔵にあった壺に吸い込まれた慎太郎は、ヨウカイと人間の共存するおかしな世界に飛ばされた。

昼はサラリーマン、夜は陰陽師である『神矢 鉄仙（かみや てっせん）』。式神である鬼の『琴姫（ことひめ）』を宿したことから、彼の日常は非日常になってしまう。