「ファンタジー あやかし」を含む小説

難あり訳ありな冥府奇譚。舞台は地獄、閻魔庁。 無気力な右大臣、紳士な左大臣、聡明な王。彼らは何のために生まれ、何に巻き込まれようとしているのか。 ややグロテスクな表現が含まれます…

あやかしが共存する世界。 そこでは、前例がないほど凶暴化したあやかしによる事件の頻発と、未確認生物の出没で世間を騒がせていた。 茉莉の実家、黒川家は祓い師を生業としている。し…

　私、白石美琴は、術式が使えなかった。 　莫大な呪力を持つが、現代では重要な術式が使えない。 　そのせいで、家族や姉から「外れ者」と呼ばれ、疎まれ、居場所を失っていた。 　ついに…

春を告げる花が咲いたら、この契約結婚は終わり。 夫は他の女性を追いかけて家に帰らない。私はそれに傷つきながらも、夫の弱みにつけ込んで結婚した罪悪感から、なかば諦めていた。体を弱ら…

簡単なあらすじ あやかしや神霊とよばれるこの世ならざるものが見える青年・吾妻は幼い龍の少女・龍華と契約し、妖怪退治のようなことをやっている。 登場人物 吾妻 一応退魔師やってる…

明治時代風の和風ファンタジー 闇に跳梁跋扈する、あやかしを討滅する美女・美少女たちの物語。 戦あり、魂鎮めあり、その他あり、全ては戦いのみにあらず。 検非違使、それはその昔、…

百年に一度、妖へと捧げられる“花嫁”── 運命に選ばれた少女と、孤独な妖の出会いが、 長き因縁の扉を静かに開く。 これは、契約から始まった結婚が、 いつか真実の愛へと変わるまで…

旅籠の主人の娘として暮らしていた椿は、生まれつき盲目ながらも両親の愛情を一身に受け幸せに暮らしていた。 しかし、十歳の時に両親が逝去。後に後見人となった叔母夫婦に旅籠を乗っ取られ…

最強のあやかし祓いとして名を馳せる西門椛は、 わけあって力を隠したいがために 記憶喪失を装い無能のフリをすることに。 しかし、その秘密をある男に知られてしまい――。 「お…

蛇憑きの姫。 そう呼ばれる久遠院家唯一の生き残りである雫。 彼女は満十五になる時に、蛇の妖(あやかし)によって殺される運命だった。 その運命を避けるには、夫を迎えること。 そうす…

矢倉蒼白は、仇の一族の少女を知っていた。 歌舞伎町の片隅でのとある出来事。 （長編を考えている作品の切り抜きの一部のような短編です）

短篇が増えてきたのでまとめました。BL＆BL風な恋愛ジャンル中心（ファンタジーやSF風、妖怪が出てきたりといったものも）の短篇集です。すでに公開していた作品もこちらに。不定期更新…

「結婚を誓った相手の血しか飲めない」 鳥居の下で瀕死の状態だった吸血鬼・セツナを救ったのは、妖たちから「特別」とされる血を持つ人間のみこ。 血を飲ませてしまったことで「結婚の契約…

神が宿るとされている食に毒を仕込む者がいた時代。 ある少女が鬼の間と呼ばれる一室から出てきて、御上の屠蘇を試飲したという。 それ以来、貴人が食事をする際には必ず毒見役がつくことと…

これは、霊力もない“名無し”の茶屋娘だった私が、帝都を統べる冷徹な龍神様の 唯一無二の最愛の妻になるまでの物語。 （――ようやく見つけた。もう二度と、この手は離さぬ） 育ての…

千依（ちより）の住む日ノ本は、異界との境界が曖昧な場所だ。 ゆえに、人の住む表の世界と、妖（あやかし）の住む裏の世界の唯一の通路になっている。そのうえ、彼女の国ではいにしえから厄…

人と妖（あやかし）が共に暮らす、文明開化の影に妖しが息づく帝都、椿京。 貧しい書生の娘・時雨 鈴凪（しぐれ すずな）は、ある日突然、九つの尾を持つ妖にして政財界の実力者・朝霞 理…

梛木ゆかり、二十歳。大学中退のフリーター。 ある日、母方の祖母が亡くなったことと、どうしても話したいことがあるから来てほしいと書かれた一通のハガキが届く。 呼び出された祖母の家…

泣いた親友が呼び寄せてしまった紅い鬼と契約した紗枝。 自分以外の友人達は無事に元の世界へ帰れたと喜ぶ反面、一切の日も射さない世界に日々侵食され、怯え、憔悴していってしまう。 そん…

★市川紗弓先生のルビ―文庫作品 神獣皇帝と初恋の誓い　（イラスト／高星麻子） あやかし婚、承ります ～鬼と桜の恋結び～（イラスト／三浦采華） 銀狼帝と愛しき桃の花嫁（イラスト／カ…