「怪談、 ミステリー」を含む小説

「ホラーで町おこし」を掲げ、観光客を呼び込むために数々の怪奇イベントを仕掛けていた。 だが、町の人々は知らなかった。 本当に幽霊が集まってきていることを。

　超能力者である野原一樹は、その能力を誰にも知られなよう、これまでできるだけ他人と関わらないことをモットーに生きてきた。 　進学先の高校で、一樹は同じクラスの美少女、中臣紗和子と…

大学在学中にうつ病を患い、102号室に引きこもるようになった“僕”。 築年数の古いこの部屋は、表向きこそ快適そうに見えたが、近くには霊園と老人ホーム、そして深夜に差し込む赤いライ…

旅行に来ただけなのに彼女は何故かトラブルにあう。でも何かがおかしい。何がおかしいかはわからない。 短編です。

2018年11月14日。ある小学校の児童が、クラス丸ごと失踪する。 発見現場となった教室には床一面の血だまりと、一個の頭蓋骨が見つかった。 目撃者もなく数十人の人間を消してしまう…

由緒正しい神社のある港町。そこでは、海から来た神が祀られていた。神は、春分の夜に呼び寄せられ、冬至の夜に送り返された。しかしこの二つの夜、町民は決して外へ出なかった。もし外へ出た…

霊を成仏させることを専門とする特殊能力者「供養人」の綾瀬真琴は、霊の「未練」を直接見る能力を持つ。しかしその代償として、供養のたびに自らの命が少しずつ削られていく。

　禁足地——立ち入ってはいけない場所。 　　　　　　聖域である他に、未知の危険が潜んでいる為、足を踏み入れれば死に直結する場所。 　近年では、建物の一角や街の一部が市井の人々に…

『取材ノートは語らない』は、「本当にあった怖い話」という月刊雑誌の記者・佐倉麻衣が、様々な怪奇現象や恐怖体験を取材する中で、自らも恐怖の渦に巻き込まれていく連作短編小説です。 …

あの事件はまだ解決していなかった？ コックリさんの事件から三ヶ月後、辻に現れた惨殺死体。 果たして模倣犯の仕業なのか？ 今度は辻占で犯人を占うが――。 ホラー＆ミステリー （一巻…

視えるものと視えないものとの決定的な違い、それは目を奪われるか奪われないか、その違いだ。 あやめは自分が視えるものであることを皆に隠していた。言えば皆離れていってしまうから。たと…

毎週金曜日20時に酒を飲みながら怪談を語る配信者『あいるん』。 盗撮、パパ活、闇バイト……。恐怖のなかに見え隠れする人の醜さが行き着く末路とは……？

NSマーケティング会社に勤める30代女性・小野寺真琴は、深夜に働くことが多い毎日を送っている。 ある日、23時ちょうどに「予約投稿」という謎のアプリから通知が届く。それは真琴が…

この世界には『怪蟲』と呼ばれる寄生生物に取り憑かれた生物が突然変異した異形『怪異』が存在していた。 ある日ひょんなことから流架と輝は怪蟲を使い、世界を再製して、怪異新たな世界を…

「天城先生、患者さんの背後に何か…見えませんか？」 大学病院の内科医・天城玲奈には、幼い頃から特別な能力があった。患者の周りに漂う不可解な影、カルテには記録できない現象を「視る…

私が執筆しているオリジナルホラー作品の短編集になります。 怪談・ほん怖・意味怖・ヒトコワなどなど…様々な作品を投稿しています。

「顧客と接する部署には、もう少し見た目に気を使える人間を」 その一言で左遷された真奈は、深夜のドラッグストアで不思議な化粧品と出会う。 女神のような美しさ、プロレスラーの怪力、妖…

私が小学生の頃通っていたＨ小学校には、とある都市伝説がありました。それは『不可思議目録』という本が学校のどこかに隠されている、というもの。大人になった私なら『不可思議目録』に辿り…

妻とその母を虐待した──。 部下を死に追い込んだ──。 そして、俺の未来を潰そうとしている──。 上司にして義理の兄、中山光彦は生かしておけない。 高瀬史雄の心に暗い殺意が灯…

転校してきた水野澪は、誰もが見とれる美しさを持っていた。しかし不思議なことに、その美しさは見る者によって全く異なって見える。ある者には清楚な美少女、ある者には凛とした和風美人、ま…