『予約投稿』～23時、あなたの明日が書き換えられる～

NSマーケティング会社に勤める30代女性・小野寺真琴は、深夜に働くことが多い毎日を送っている。

ある日、23時ちょうどに「予約投稿」という謎のアプリから通知が届く。それは真琴が使ったことのないアプリだった。画面には翌日の出来事が詳細に予言されていた。半信半疑だった真琴だが、翌日その通りの出来事が起こる。

最初は「便利かも」と思った真琴だったが、次第に予約投稿の内容が不穏になっていく。「同僚の秘密」「上司の裏の顔」など、知りたくなかった真実が書かれるようになる。予約を削除しようとしても消えず、アプリをアンインストールしても23時になると再インストールされる。

そして、ある日「あなたの最期」という投稿が予約される。