「短編/掌編/ショートショート」を含む小説

可笑しく首をひねる扇風機も、草木にとまって愛を囁く虫たちも、その鈴の音に耳をすまして、静まりかえっている。

手軽に読める短い物語を書いていきます。

「１４０字じゃなくて、もう少し長いお話はありませんか？」とご所望のアナタにいいお話。少しだけ長いけど、それでも１分程度で読めちゃう「おやつサイズ」の物語。「そういうこと？」「ちょ…

少しファンタジー要素があります

　ヒトは学習などしていない。思い出しているだけ。 　そんな「仮説」を基にしたジョークSF。 　忙しくて夏休み、盆休みが待ち遠しい方に贈るささやかなプレゼントです。 　異星知性体…

電脳世界に暮らすVTuber・氷喰数舞が氷喰数舞自身の手で書く小説を載せています。 個人的に気に入った作品は、単独作品として掲載し直す可能性があります。その都合上、一部非公開にな…

　人類の多くが労働から解放され、自由になった未来。 　それなのに、自殺者が増加の一途を辿る原因とは？ 　理想社会に浮かび上がる「空白」を描く。

「ここは夢じゃない。でも、夢のような場所なんだってさ。」 静けさに包まれた夏の夜、黒猫に導かれて私は“あの日”と再会した。 言えなかった言葉と、もらえたひとこと。 過去と現在が…

300～400字ぐらいが目安。 長いものは、皮肉屋さんの休日にぶち込んでます。

一幕を切り取りました。

　肝試しに訪れた廃病院。しかし、何もなかった？ 　本当の恐怖は、どこに？ 　夏目　漱一郎様の自主企画「【夏コン】夏をテーマにした短編作品を執筆しよう！」の参加作品です。

　さくっと読めて、推理できるショートミステリー集を目指しました。 　ふとした空き時間にでも、お楽しみください。 ※好評だったため、シリーズ化することにしました。 　ネタが尽きる…

夏が、来ちゃう。

一話完結の短編集です。

先輩にメールを送る話です。

「コーヒー淹れてくれない」夫の言葉が聞こえる。私は夫と暮らしている。夫はいつまでもそこにいてくれる。

傘の話です。

偶然見かけた怪しげなサイト。『全自動回復スキル140,000円！あなたの体力を常に回復！』詐欺のような気もするが、疲れ気味の私はつい購入ボタンを押してしまう……。

うすくじめじめとした木蔭に、じっと佇むようにある御影石でできた墓標は、かつては写っていた鋭利な彫り跡も群生した苔にすっかり埋もれて読みとることは難しくなって仕舞っている。

「日常の中の違和感」をテーマにした、140字連作小説。 呼吸、夕焼け、テレビ、暗がり、食器、知らない人の声、月の光。 何ひとつおかしくないはずの部屋に、少しずつ違和感が積もって…