概要
竜から作った『魔薬』、めちゃくちゃ売れてます。
「竜の脊髄を粉末にして、炙って吸うとなんだか気持ちよくなるの」
きっかけは竜殺しの少女——廃騎士イリィスが編み出した束の間の嗜好品だった。
前世はブラック会社員、今は細々と薬屋をしている『ガラン』
竜の雛狩り専門の落ちこぼれ女騎士『イリィス』
異世界の片隅にいた小さき二人が手を組み、製造を始めた『魔薬』は次第に王国をも揺るがす事態へ発展。
王家が厳命した『魔薬禁止令』は魔薬の裏市場価値をより高め、仲間を増やしてガランとイリィスは裏社会の大物へとのし上がっていく。
“異世界で一番悪いやつら”のダーク英雄譚、開幕
きっかけは竜殺しの少女——廃騎士イリィスが編み出した束の間の嗜好品だった。
前世はブラック会社員、今は細々と薬屋をしている『ガラン』
竜の雛狩り専門の落ちこぼれ女騎士『イリィス』
異世界の片隅にいた小さき二人が手を組み、製造を始めた『魔薬』は次第に王国をも揺るがす事態へ発展。
王家が厳命した『魔薬禁止令』は魔薬の裏市場価値をより高め、仲間を増やしてガランとイリィスは裏社会の大物へとのし上がっていく。
“異世界で一番悪いやつら”のダーク英雄譚、開幕
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!冴えない薬屋と貧乏女騎士、危険な薬で裏社会から異世界を成り上がる!?
前世はブラック会社の営業マン、現在は売れない薬屋の店主として生きるガランは、経費削減の為山菜採りに向かった山で、幼い竜に遭遇してしまう。
絶体絶命の所を女騎士・イリィスに救われるが、彼女の出で立ちはどこか怪しい。実は彼女は騎士は騎士でも、幼い竜しか狩れず生活費を稼ぐのも困難な落ちこぼれだった。そんなイリィスは、「粉末状の竜の脊髄を炙って吸う」という変わった行動を、日々の少ない楽しみにしていた。
その絵面は現代の感覚ではどー見てもアウト。どっからどう見てもよくないクスリをキメてるようにしか見えない。驚いたガランは、そんな事は非合法ではないのかと尋ねるが、そもそも粉状にした竜の脊髄を炙…続きを読む