概要
日常×幽霊×エゾテンの相棒
神戸を必要とするあちらの人がいれば、鈴が鳴る。
森林が排除され人工物ばかりとなったどこかの世界の未来の時代。
西洋の文化と和の文化が混ざり合った独自の街並みが文化財に指定され、昔のまま現存する唯一の街となった「ヒサメノマチ」で生まれ育った神戸沖嗣(かみとおきつぐ)はある勤めを担う。
それは地縛霊候補の未練を取り除き、地縛霊候補からただの幽霊にするコミュ力も必要な役目。
大学ではサークルのメンバーと騒ぎ、仕事では幽霊と交流して自称守り神のエゾテンと言い合いしながら時に悲しく、時にほのぼのと日々を過ごしていく。
「仕事だとよ、神戸の当主サマ」
「…聞こえたよ」
不思議な温かさと怖さを含んだ神戸の勤めとこの街で主人公が少しだけ前に進む物語。
※ホラー要素があります
※こ
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