概要
血も凍る、怪奇要素なしの純度100%リアリスティック・ホラー小説
女房を殺害した栴檀は、死体を平樹安に見られてしまう。その様子をみて歌を唄った平樹安の首を締め、栴檀はむりやり誓わせる。
「お前は二度と歌など唄うな。もし唄っているところを見たら、この手でひねり殺してやる。お前がどうしても歌を唄いたければ、鳥にでも生まれかわってから唄え」
唯一の生きがいだった歌を奪われた平樹安は首を吊って死に、再婚した栴檀は新しい妻が買った鳥に不吉な予感を募らせる。
果たして、鳥は唄いだしたのである。女房を殺害したあの晩と同じようにぶあつい雲に覆われた夜に‥‥
*この小説は連載中の『妄想ポリス』のなかのエピソードから抜粋したものです。面白いと思われた方は、そちらのほうもぜひ読んでみてくださいませ。
「お前は二度と歌など唄うな。もし唄っているところを見たら、この手でひねり殺してやる。お前がどうしても歌を唄いたければ、鳥にでも生まれかわってから唄え」
唯一の生きがいだった歌を奪われた平樹安は首を吊って死に、再婚した栴檀は新しい妻が買った鳥に不吉な予感を募らせる。
果たして、鳥は唄いだしたのである。女房を殺害したあの晩と同じようにぶあつい雲に覆われた夜に‥‥
*この小説は連載中の『妄想ポリス』のなかのエピソードから抜粋したものです。面白いと思われた方は、そちらのほうもぜひ読んでみてくださいませ。