余韻の残る、不思議な体験

 明治末期、国家主導による神社合祀を題材に、青年の不思議な体験をつづった物語。
 彼の会ったモノはその後どうしているのか。
 消えてしまったのか。
 それとも案外元の場所で人間に舌を出しながらのほほんとしているのかもしれない。
 いろいろとその後を想像するのもこの作品の楽しみ方なのやも知れない。

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