退廃的な空気に漂う湿度。それが文章から、質感を漂わせる。
久しぶりにログインしました。気が向けば、コンテスト応募作を熟読しレビューを送る、カクヨム少しでも盛り上げたいオジサン。応援♥はちょっと苦手、オジサンだから。 …
何がどう面白いか?正直分からないです。陰気な雰囲気が好みで短編であるためそのまま最後まで見てしまいます。
純文学を彷彿させる高度な情景描写が光っています。小説の題名通りの硬質な文体が文豪の名に相応しく感じます。ただ短編なのか今後、続編があるのかは気になります。僕は純文学が好きなので好感を抱きます。
作品を読み終えて、暫し物思いに耽りました。魚のような亡霊はもともと人だったのか、それとも別の人の中に住んでいたのだろうか。いやそれとも、とある誰かの人生の中で絵という形で生み出され、男のように人…続きを読む
例えば自分が“あのテレビで見たことのある屋敷を見てみたい”と思ったとする。しかし現実は“仕事”“家庭”“用事”でそこに辿り着くのは困難だ。この物語はいとも簡単に、まるで異次元の扉を開けたかのよう…続きを読む
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