魚のような生活を送る男と魚のような亡霊との邂逅

作品を読み終えて、暫し物思いに耽りました。

魚のような亡霊はもともと人だったのか、それとも別の人の中に住んでいたのだろうか。いやそれとも、とある誰かの人生の中で絵という形で生み出され、男のように人知れず朽ちて行こうとしていたのだろうか。

暗い雰囲気の中で浄化されていく感覚。
余韻を残す良い作品だと思いました。

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