終始第3者目線で語られるある男の物語

例えば自分が“あのテレビで見たことのある屋敷を見てみたい”と思ったとする。
しかし現実は“仕事”“家庭”“用事”でそこに辿り着くのは困難だ。
この物語はいとも簡単に、まるで異次元の扉を開けたかのように主人公と同じ目線で追記憶させてくれる。
主人公の目を借り、身体を借りて物語を進む中、きっとあなたは物語に取り込まれる。

短い中に男の人生の片鱗と未来をきっと体感出来る。

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