概要
一方、市警の追跡を逃れたウサギマスクの強盗犯の傍らには、一人の少女の姿があった。
記憶を失ったまま成長した少女ミアと暮らす男、フェリクス。フェリクスを慕うミア。娘の影を追うグレン。
ヒューストンの地で、一人の娘を巡り二人の男が激突する。
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🐰全34話【完結済】
🐰アドバイザー:最勝寺 蔵人
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体(CIA含む)は架空のものであり、
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!一本の映画を観たような満足感。 いや、これホント映画ですよね!?
十年前に幼い娘をホテル爆破事件で失ったCIA工作員グレン。
きっと生きていると信じて探し続けた愛娘は、犯罪者によって助けられ、多くの愛情をもって育てられていた……。
これだけでもう、父子が再会した時にどうなるのかハラハラしてしまう内容です。
しかし、この物語のすごいところは、その肉付けが半端なくアメリカンで、どの場面も違和感なくハリウッド映画を彷彿させるところ。
日本人が書く海外ドラマは、どうしても日本人的な考えや雰囲気が滲む瞬間がありがち。
でも、この作品にはそれがないのです。
小物や風景、台詞回しひとつでも、一度は見たことのあるハリウッド映画の場面に置き換えても遜色ありません。
おか…続きを読む - ★★★ Excellent!!!大迫力のクライム・アクション。臨場感たっぷりの読む洋画、ここにあり!
CIA工作員グレンは十年前、ホテル爆破事件により幼い娘——花澄を失っている。
しかし、彼女は記憶を失ってはいたものの、生きていたのであった。
なんと、犯罪組織の一員のフェリクスという男の元で。
「ミア」という名を与えられて……。
アクションシーンも、それから食事のシーンなど日常の一コマもアメリカっぽい雰囲気たっぷりに緻密に描かれ、まるで映画を見ているかのような臨場感と迫力、没入感を感じられます。
洋画のノベライズが結構好きなんですが、まさにそれです。
サブキャラや悪役や、細かな生活感もひとつひとつ丁寧に書き込まれているにもかかわらず、ダレることなくテンポ良く本一冊分に見事に収まって…続きを読む - ★★★ Excellent!!!これこそがクライム・アクション
てか知識に乏しく、クライム・アクションとは何ぞや、てな状態だったので、まずは読む前に検索してみたんですよ。人はわからなければ検索するんですよby平野啓一郎。
AIが教えてくれることには「その名の通り『犯罪(Crime)』をテーマにしたアクション作品のことを指します」とな。
わかったような、わからないような。
そもそも、読み物なのにアクションてのがよくわからん。
と思いながら読んでみたら、
わかりました。
そうか、これが、これこそがクライム・アクション!
他の人のレビューにもあったけど、映画それもアクション系洋画を見ている感覚。それを文字で味わえる。まさに声に出して読みたい日本語、の洋画!
て…続きを読む - ★★★ Excellent!!!語彙力を失ってしまうほど、とにかく「カッコよくてアツい!」
最高にクールな作品です!
……なんて月並みな言葉を最初に持ってきてしまいたくなるほど、始終「カッコいい〜!」と叫びつつ読み進めました。
レビューって、気合を入れてちょっと気取った文を書きたくなってしまうタイプなのですが、この作品には気持ちが抑えきれず「アツいー!」とか「好きー!」とか、ストレートな言葉が真っ先に飛び出してしまいます。
なにせ、作品の隅々にまで見どころが詰まっているのですから!
まるでハリウッド映画のような会話劇やアクションシーン、ご飯や街並みといった日常の小道具たち。まさか「洋画のノベライズ?」と思うほどの没入感で、鮮明な映像が目の前に浮かんできます。
キャラクターたち…続きを読む - ★★★ Excellent!!!家族愛と、幼い恋と、時々爆弾
ハリウッド映画はお好きですか?
2000年代に入ってからのVFX乱舞ではなく、90年代ぐらいの、使っても極一部で生身スタントとSFXやってた頃の体当たり的な映画。本作は、あの頃を彷彿とさせました。
ネタバレ無しなので、色々と割愛しますが、お話の柱はグレンというCIAの工作員と強盗を生業としている犯罪者、フェリクスから成り立ちます。
まさに水と油。本当なら、捕まえる側と逃げる側、ちょっと血腥いトムとジェリーの様相と呈しますが、この柱の間に一人の少女が割って入ってしまって、さぁ大変。
何しろこの少女、グレンにとっては10年前、行方不明になってしまった愛娘。フェリクスにとっては拾って育て、愛着…続きを読む - ★★★ Excellent!!!よし、映画を読もう。
『一本の映画を書いてみる』という作者の言の通り、とても映画的な展開であり、読み終わった後に一本のアクション映画を見終わったような満足感がある。
お話はマウンテンと呼ばれる悪党を中心としたアクションと、ミアと名付けられた記憶喪失の少女を中心とした男二人による取り合いがキモとなるのだが、そのどちらもしっかり楽しめて、『こういうのが欲しいんだよ!』という勘所を抑えてくれるので読み手としても気持ちが良い。
アクションパートでは海外映画のドンパチが派手に展開される。
しょっぱなから犯罪者の大捕り物、中盤、終盤でも派手にアジト襲撃を行ったりするので随分と映える展開になっている。
派手な展開でも地の文に…続きを読む - ★★★ Excellent!!!冴え渡る人物描写! 脇役まで魅力的!
保紫奏杜さんと言えば高い文章力とリアリティのある人間ドラマが売りのひとつですが、本作もその期待を裏切らないものになっています。
ネタバレ無しなのでストーリーについては伏せますが、今回は現実のアメリカが舞台の臨場感のある物語で、ハードなガンアクションが冴え渡り、ついでに爆弾が猛威を振るいます。
中盤以降はずっとハラハラする展開が続きますので、読者は目が離せなくなることでしょう。
これは作者様の特徴のひとつですが、いつもどおりサブキャラや悪役まで魅力的に書かれていて、それがより一層世界に愛着を湧かせて最後まで――いえ、終わった後も、この世界を見ていたいという気持ちにさせてくれるはずです。
…続きを読む - ★★★ Excellent!!!二人の男の人生が交錯するとき、物語は動き出す!
本作の視点人物は二人、グレンとフェリクス。
グレンはCIAの捜査官で、爆弾魔の事件に巻き込まれた娘・花澄を失っている。
一方フェリクスは爆風に巻き込まれて記憶を無くした少女・ミアと暮らしている。
このあらすじを読むと、ははーん、フェリクスが爆弾魔でグレンの娘の花澄をミアと呼んで一緒にいるのか、と展開を予測するだろう。
でもはたして、この物語はそんなに単純な構図なのだろうか…
とにかく二人の視点人物の描写が緻密で、その世界観に引き込まれます。
そして、
果たして花澄はミアなのか?
フェリクスは爆弾魔なのか?
爆弾魔が次に何をやらかすのか?
などの疑問が物語に緊張感を与えます。
この秀逸なサ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!え!? これハリウッド映画の原作!? 迫力半端ないんですけど
Chapter6第4話を読んだところでレビューを書いています。
CIA工作員グレンは爆発事故で行方不明になった娘を探している。実は娘は生きていて強盗犯に育てられていた。
一人の娘と、二人の父親。どちらも命に代えても惜しくないほどの愛情を娘に注いでいる。その二人が出会い、反目しながらも手を組むことになった。何故なら……。
「これ、ハリウッド映画の原作だったかな」
読んでいて本気でそんな錯覚を覚えてしまいました。リアルな場面設定と人物描写で、映像がバンバン頭に浮ぶんです。それも単なる映像ではありません、ハリウッド映画そのものの、迫力ある映像がです!
物語は佳境を迎え、ヒリヒリする場面が続…続きを読む