概要
少女の衣を脱ぎ捨てて、彼は王になる。山と海をめぐる古代和風ファンタジー
山の民の現在の長は女王ナホである。しかしナホは実は女装した少年で、家臣の一族の女戦士ノジカと婚約していた。
ある日のこと、山に海の民の戦士が押し寄せてくる。海の民の戦士たちは圧倒的な力をもって山の民をねじ伏せた。山の民は海の民に言われるがまま泣く泣く婚姻による同盟の提案を受け入れるが、女王であっても少年であるナホは海の民の族長アラクマと結婚することができない。代わりに山の民から差し出されたのはノジカだった。怒ったナホはアラクマを殺しに行こうとするが、あっさり返り討ちにあう。
おのれの不甲斐なさを呪いながらもノジカが旅立つのを見送ろうとしたナホだったが、アラクマは代わりの人質として自分の弟オグマを山に置いていくことに――?
これは、少女だった女王が大人の男性になるまでの物語である。
※201
ある日のこと、山に海の民の戦士が押し寄せてくる。海の民の戦士たちは圧倒的な力をもって山の民をねじ伏せた。山の民は海の民に言われるがまま泣く泣く婚姻による同盟の提案を受け入れるが、女王であっても少年であるナホは海の民の族長アラクマと結婚することができない。代わりに山の民から差し出されたのはノジカだった。怒ったナホはアラクマを殺しに行こうとするが、あっさり返り討ちにあう。
おのれの不甲斐なさを呪いながらもノジカが旅立つのを見送ろうとしたナホだったが、アラクマは代わりの人質として自分の弟オグマを山に置いていくことに――?
これは、少女だった女王が大人の男性になるまでの物語である。
※201
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!硬派かつ重厚ながら読みやすい、はるかな昔の少年の成長譚
Web小説のファンタジーの舞台というと、中世ヨーロッパ風や中華風の異世界が多いですが、本作の舞台は作者様のタグによると「弥生時代風」。新鮮な雰囲気が楽しめます。
ストーリーも文章も端正で無駄や不足がなく、キャラクター造形も秀逸です。
物語が進むにつれて、「このひとはこんなことを考えていたんだ」「このひとの目にはあのひとがこんなふうに見えていたんだ」などと驚かされ、やがて皆を愛さずにはいられなくなります……恐ろしいはずの山の女神様でさえ!
序盤はなかなか重く、主人公ナホと一緒に打ちひしがれてしまいますが、海の民カンダチ族の一人で、双子の兄であるアラクマと族長の座を争っていたオグマが出てくると、…続きを読む