概要
渇く。
感性をソテーして15年。言葉は死に、情緒は乾いた。
他人の人生を生きる日々。
でもある日、穴が空く。
空気人形に穴が空いた(ぷしゅー)。
小説を書き始め、エロ漫画を読み漁るようになった(え)。
これは、そんな再生(?)の記憶の断片。(※一応、友人『仮名:K』の話です。たぶん)
他人の人生を生きる日々。
でもある日、穴が空く。
空気人形に穴が空いた(ぷしゅー)。
小説を書き始め、エロ漫画を読み漁るようになった(え)。
これは、そんな再生(?)の記憶の断片。(※一応、友人『仮名:K』の話です。たぶん)
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!焦がされた感性に残された解放区、それはエロ漫画である。
……よくは、知りませんけど。
違うんですよ。聞いてください。
そういう釈然としない話なんです。
本作は、感性の抑圧とか教養の話なのです。
橘さんという方。いつもの彼は洗練された語句で紡がれる巧緻な文章を書かれるのです。
であるのに、たまに卑近な例を混ぜる傾向がある。そんな方でもあるのです。
そもそも、誰がどういう理由でエロ漫画を嗜もうと個人の自由ですし、余人には嗜む理由なんて分からないですからね。
知らないという他はないわけです。
本作を、とてもざっくり言うと。
橘さんの御友人のKさんという方は、感性の発露に対して優しくない環境に長くいたので、ある時突然エロ漫画に耽りだしたのだそうで…続きを読む