なんと美しい物語か。

短編という限られた文字の中で紡がれた、美しく、壮大な世界に惹き込まれます。

元宮廷画家の宦官と皇帝の寵姫である異国の姫の言葉が通じなくとも、心を通わせる交流には胸が打たれます。
そして彼らが迎える結末にも。

こんな素敵なお話に出会えるなんて運が良かったです。

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