概要
漆黒の鱗に大きな翼、蒼銀の角を持つ巨大な竜。私の旦那様です
50年に一度、国を守る守護竜の元へ姫を嫁がせる風習のあるヴァリアナ王国。男爵令嬢エレナは、竜の花嫁に選ばれた姫ロクサーヌの侍女として、守護竜の元へ赴くこととなる。これまでの守護竜は、花嫁の前では美しい男の姿へと変身するというのが恒例だった。しかし、新たに守護竜となったグリフィンはそれを拒否し、漆黒の鱗に全身を覆われた巨大な竜の姿のままの自分を受け入れろと傲慢に言い放つ。人の姿をした美しい男でなければ嫌だとロクサーヌは憤慨し、エレナは彼女から自分の代わりに竜の花嫁になるよう命じられる。
初めは戸惑ったエレナだったが、守護竜グリフィンと毎日を過ごすうち、二人は互いに心惹かれるようになっていく。
初めは戸惑ったエレナだったが、守護竜グリフィンと毎日を過ごすうち、二人は互いに心惹かれるようになっていく。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!そのままで良いじゃない!むしろそのままが良いじゃない!
私が作者様と出会ったのは、第9回のカクヨムコン。
フォロワー様のレビューに燦然と輝いていた『ケモナーの方々は絶対見るべき』の文字。
そう、私はケモナー。
耳と尻尾が生えた半獣人はもちろん、二足歩行の完全獣人も大好物。何なら四足歩行タイプでもばっちこい。人語を理解してくれて意思の疎通が出来るのなら、しゃべれなくたって構わない。もちろんしゃべれるならそれに越したことはないけど。もふもふふかふかの哺乳類系にとどまらず、爬虫類系もどんとこい。もういっそ無機物だってイケる口(ケモナーとは……?)。
そんな私のところに舞い降りて下さった女神。それが香久乃このみ様でございます。
さんざん『イケ獣人』…続きを読む