まあ、その、良くある設定で……、そう云った意味で身構えながら読み始めたわけですが。あっという間に作中の二人の醸し出すほのぼの空間に脳を融かされてしまい、一気に最後まで読んでしまいました。表題の通り、お隣の女優さんの愚痴を高校生の男子君が聞きながら宥めすかして……と云うお話なのですが、二人の会話が兎に角微笑まし過ぎて、何時しか能がスライム状になる位には破壊力充分な威力を秘めています。長さ的にもお手頃で、ちょっとした時間に読むには最適なので、おススメです。
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