亡者たちのコロニー

人間たちに対抗する手段の一つとして、異世界人が立ち上げた企業。
主人公が就職したのは、そんな場所だった。

『異人』と呼ばれる彼らは、特殊能力を持っている。しかし、転生先の人間社会においてはマイノリティ。
そんな彼らはコロニーで身を寄せ合い、団結することで迫害を続ける人間たちに立ち向かっていた。

巨大な壁の内側に街を築いて、人間と距離を置いて暮らす異人たち。
そんな彼らを良く思わない、外側の人間たち。
日を追うごとに、みなを取り巻く状況は不穏になっていく。
だがこれは本当に、人間と異人という、二つだけの種族による対立なのだろうか？
一つ言えるのは、主人公にできることはなにもないということだ……。

ラッキースケベとコメディテイスト中心で、たまにハイパーシリアスな、美少女多めの物語。