サクッと読める日常エッセイ

水面あお

第1話 一人で飲食店に入る大学生の話

 入ったことないあの飲食店、行ってみたいな。


 時々そんなことを思ったりしませんか。


 自分はたまに思います。



 大学の周辺には色んな飲食店があります。


 家から大学まではまあまあ距離があるので卒業したら行くことはないでしょう。


 なので今のうちに行っておきたいのです。



 ところで、一人で飲食店へ入るのって勇気いりませんか?


 慣れたお店ならスムーズにいきますが、初めて入るお店。それも個人経営のお店だと特に緊張します。


 自分は初めて入るお店は大抵の場合、入口あたりで右往左往します。


 本当にします。


 傍からみるとそっちのほうが怪しいしおかしいのですが、やってしまいます。



 いざ入店しても、かなり挙動不審です。


 前準備として◯ーグル先生に聞いたりして情報を仕入れてから入っていますが、それでも不安でいっぱいになります。


 お店の人が優しく案内してくれますので、それに従って席に着きます。


 注文方法は場所によって異なりますが、場所によっては呼ぶ形式だったりします。


 コミュ障にはハードルが高くてやばいです。


 メニューが決まってるのになかなか呼べなかったりすること、ありますよね?


 とりあえず勇気を振り絞って注文をして、料理の到着を待ちます。



 料理が到着するとまず写真を撮ります。


 食事の写真を撮っておくと、あの時こんなもの食べたなぁ……美味しかったなぁ……、と見るたびに思い返して幸せな気持ちになれます。


 あとは学外の友人や、家族に送ったりすることもあります。



 料理はどのお店もたいへん美味しかったです。

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