日の下に帰れども

　『比良坂鉄道の夜』で怪異列車『比良坂鉄道』に乗車してしまい、帰還した稲見忍が日常に戻った後、自分の道を見つけるまで――


　『比良坂鉄道の夜』https://kakuyomu.jp/works/16818093076147542260
の直接の続編ですが、前作同様、登場人物の視点が変わります。途中に山の怪異《モノ》もあります。
　最初のお話は『比良坂鉄道の夜』の『Out of The Ticket Gate』に若干の加筆修正を加えたものとなっており、大筋は同じとなっております。
　人間《じんかん》の世界のお話であり、世界観の補足的な物語なので『比良坂鉄道の夜』を見ないと話がわからなくなる部分があります。
　民俗学要素はある意味濃い部分もあります。