作品との出会いや、感じたことが、穏やかな筆致で語られています。宣伝や絶賛では、ないんです。こんなところに惹かれて、だから好きなんだ、ということや、時には、好みとは違う方向への変化を悲しんだり、世間一般ではこれが有名だけれど、自分はこちらが好きだ、といったことが、穏やかに語られています。趣味が重なった作品のエピソードは、嬉しいですし、知らなかった映画を、触発されて観たりもしました。読んでいて楽しくなる、エッセイです。続きも、読みたいです。
其れが何か?
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