趣味の部屋

岩間 孝

第1話 レッド・ホット・チリ・ペッパーズ

 唐突ですが、エッセイを始めることにしました(^^ゞ


 カクヨムでエッセイとか書くことはないかなあと思っていましたが、ぼくが読みに行く皆さんが自分の趣味について熱く語っているのを読むとですね、趣味の音楽、小説、漫画、映画、プラモなどなど、諸々について書きたい欲が湧いてきまして。


 ちなみに前置きしておきますが、小説を書くときには読者の共感をどう得ようかと模索して書いていますが、ここでは書きたいことを書きたいように書きますので、興味が無い方にはどうでもいい話が多くなると思います。


 昔、アメブロでオタク趣味を紹介するブログをやっていたのですが、同じような趣旨です。本当に気が向いたときにだけ書きますので、ゆるーくお付き合いいただけるとうれしいです。


 第1回はタイトルにも書きましたが、ロックバンドのレッド・ホット・チリ・ペッパーズについてです(先日ライブに行った話を近況ノートにもアップしましたが)。


 コロナ以降、活動を休止中ですが、バンドでベースを弾いているんですよわたくし。年がばれますが、ちょうど大学生の頃にバンドブームがありまして、友人に頼まれてBOØWYのコピーバンドに入ったのが始まりです。

 当時はMTVとかBest Hit USAとか洋楽のロック情報も今より溢れてたせいもあり、個人的な趣味は邦楽ロックではなく洋楽の人だったので、弾けるようになってくると洋楽がやりたくなってですね。バンドを初めて2年後には洋楽のハードロックのコピーバンドに入ってました。


 ディープ・パープルやガンズ・アンド・ローゼスなんかをコピーしていたのですが、そのバンドを始めてから少しして耳にしたのが、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのアルバムBlood Sugar Sex Magikです。ベーシストのFleaのファンキーで動きのある16ビートのベースライン、生感のある録音と低音……、初心者に毛が生えた程度のぼくにとって当時はまさに衝撃的でした!

 そして、ファンキーなだけじゃなくてこのアルバムの曲はバリエーションが豊かなんですよね。フォークっぽい曲もあったり、心にしみるバラードの名曲 Under The Bridge もあったりで。


 別にディスるつもりはないのですが、BOØWYのベース・ラインってルート音の8部連打(コードの一番低い音をダダダダダダダダって弾くこと)がメインで、ラインが面白くないんですよね(ファンの方すみません。もちろん楽曲として意図があってのことだとは分かってます)。

 後にコピーしたディープ・パープルやガンズ・アンド・ローゼスなんかも、ベースの動きはあってかっこいいのですが、8ビートの呪縛からは逃れない範囲でして、Fleaのベースにはなんてかっこいいんだ!とショックを受けたのを昨日のように思い出します。


 この後、これきっかけでいろいろな洋楽を聴くことになっていくのですが、その話はまた今度書きます。


 で、レッチリに話を戻します(^^ゞ

 Blood Sugar Sex Magikが出たのが1991年、この後、ギターのジョン・フルシアンテが電撃的に脱退し、新しいギタリストを迎えOne Hot Minuteを1995年に出します。ですが、当時、Blood Sugar Sex Magikのようなファンキーなガレージ感のあるアルバムを求めていたぼくらファンは、その変化に戸惑いと衝撃を受けます。今、聴くと、とてもよいアルバムだと感じるのですが、そのハード・メタル・ロック的なアプローチに、当時はレッチリが変わってしまった……とがっかりしたのを覚えているんですよー(繰り返しますが、今はお気に入りのアルバムの一つです)。


 ですが、次のアルバムCalifornication(1999年)で、ギタリストのジョン・フルシアンテが電撃的に復活します。今度こそファンキーなアルバムを! と思ったぼくらを再度衝撃が襲います。ものすごくメロウな曲が多かったんですよ。でも、このアルバムが名曲揃いでとんでもない名盤だということにファン(もちろんぼくも)が気づくのに時間はかかりませんでした。

 その次のBy The Way(2002年)ではさらにメロウな路線は推し進められるとともに、ファンキーな要素もいい感じに融合していきます。


 その後も、またジョン・フルシアンテが抜けたり、戻ったりと、バンドは様々に紆余曲折していくのですが、あんまり書いてもあれなので、割愛します。

 いないと思いますが、この22年間で何があったんや―!? と思われた方はwikiを参照してください(^^ゞ


 レッド・ホット・チリ・ペッパーズの魅力はFleaのベースラインはもちろんなのですが、ボーカルのアンソニー・キーディスやギタリストのジョン・フルシアンテ、ドラマーのチャド・スミスといったバンドメンバー4人の力が拮抗していて、一人の力が突出しすぎていないところだと思うんですよ。結果、皆の力が化学反応を起こし、バンドマジックが起きるという。そこに最大の魅力があるんだと思います。


 興味が無い方も、ハイヤー・グラウンド(元曲はスティービー・ワンダー)やアンダー・ザ・ブリッジ、バイ・ザ・ウェイ、ダニ・カリフォルニア(映画デス・ノートの主題歌)なんかは、耳にしたことがあると思います。YouTubeでも見ること(聴くこと)ができますので、よかったらぜひ!


 あ、あと余談になりますが、Fleaは俳優として出ている映画もいくつかありまして、有名どころではBack to The Futureの2,3があります。↓そのシーンのリンクです。

https://youtu.be/Km6bFBSVty4?si=rnkRhw0cDRyOAIax

https://youtu.be/pd_b-ecraF8?si=gUlHOYkFWgC2-cRR


 ちなみに、先日、僕の参加した5/18のライブのセットリストは次の通りでした。


1 Intro Jam

2 Can’t Stop

3 Scar Tissue

4 Aquatic Mouth Dance

5 Dani California

6 Eddie

7 Don’t Forget Me

8 Soul to Squeeze

9 Right on Time

10 These Are the Ways

11 Tell Me Baby

12 Californication

13 Black Summer

14 By the Way

15 I Could Have Lied(encore)

16 Give It Away(encore)


 大好きなSoul to Squeeze(ベスト盤にしか入っていない)も聴けて大満足だったのですが、5/20(月)のライブでは10曲も入れ替えたらしく、その中に聴きたかったAround The WorldやUnder The Bridgeもあったとのこと。

 こりゃ、次来たときは2日とも行かなきゃいけないのか!?と思った次第でした笑


 何だか思いのほか、とりとめの無い長い記事になりましたが、まあ、こんな感じです。

 レッチリについては思いつくことがあったら、また書くかもしれません。

 では。また!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る