あの夜の、あの人物の視点で、それはどう映ったのか。そしてそれは、時を経ても薄れることはない。筆者様の物語、スピンオフ作品です。こちらのみでも素晴らしいですが、『月の夜 雨の朝 新選組藤堂平助恋物語』もぜひ読まれることをお勧めします。この物語をさらに重層的に感じることができる筈です。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(918文字)
いわゆるスピンオフ作ですが、本作だけ読んでも十分に楽しめます!ネタバレになるので書きませんが、このお題ではどうしても打ち当たる限界を上手く越えてクリアされている点は、流石の一言です。そして、本編を読んだ方、幕末史が好きな方等にとっては垂涎の一作!決してブレない作者さんの姿勢にもいつも感心してしまいます。ぜひご一読ください!おすすめです!
あの夜、あの時のあの人と、あの人の挿話です。……これだけだと何が何だかわからないと思いますが、読んでみると「あっ」と思えます。これ以上は、たとえネタバレ設定したとしても、言えません^^;ぜひ、読んでみて下さい。ではではノシ
讓れぬ想いと、消えぬ友情。友よ。これが俺の選んだ道なんだ…そんな声なき慟哭が、幾年月が過ぎ去っても、その四つ辻には染み付いて離れない。
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