卓球を通したコミュニケーションが、二人だけの世界をより強調していたように感じます。ただ、卓球を通さないとお互いの気持ちを打ち明けられなかったと思うと、とても切ない気持ちになりました。主人公の回想から過去に起こったことと、それを踏まえた上での主人公の心境が、読み進めるうちに迫りくるように分かって、最後は悲しみでいっぱいでした。感情を揺さぶられる素晴らしい作品です。
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