姫騎士学闘アヴェマリウス

西暦20XX年。
三百年の昔からその血と技を練り続けた一子相伝の暗殺剣、神門三千流。その第十五代継承者に選ばれた少年、真理谷夕太郎。
彼は師である母に私立姫騎士学園への入学を命じられる。
神門三千流は女系継承、ゆえに真の淑女を養成する女学園に、女装して通う必要があるという。
ただしその学園は卒業率三割、死亡率一割の超スパルタお嬢様学校であり、体罰、決闘、死ぬまでイジメが日常茶飯事の無法地帯であった。
これは業によって生まれた世界唯一の男性姫騎士である少年が、閉ざされた学舎で戦い、学び、出会い、戦い、お姉様と呼ばれ、青春を謳歌するお話である。

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